こんにちは!Kayoです。 今年のGWは1週間、高知県の日高村(ひだかむら)というところで、一軒家を借りてお試し移住しています。
前回↓
高知県といえば、四国の南西に位置し、坂本龍馬にまつわる歴史や、黒潮で獲れる活きのいいカツオ料理が名物。また樹林は県内の85%以上の面積を占め、四万十川(しまんとがわ)や室戸岬(むろとみさき)といった、山も川も海も楽しめる自然が魅力的。
そんな大自然と触れ合える高知県にて、私はこのGWに行政が運営している「お試し滞在施設」を利用して、田舎暮らしの魅力や、実際に住んだらどういった生活ができるのかを模索しています。
今回は、私が住んでいる日高村(ひだかむら)にかかる、美しい清流・仁淀川(によどがわ)を先日楽しんできたので、その魅力をお伝えしていきます。
高知でお試し移住〜日本一の水質・清流仁淀川(によどがわ)を堪能してきたよ!
仁淀川(によどがわ)って、なに?
日本一の水質となった愛媛県から高知県に流れる川
「高知県の川」と聞いて、まず思い浮かぶのは「四万十川(しまんとがわ)」ではないでしょうか?四万十川は高知県の南西部から広域に伸びる大きな大きな川で、その穏やかな流れと果てしなさが雄大な、高知を代表する川です。しかし、高知を代表する川はそれだけではありません。
みなさま仁淀川(によどがわ)って、聞いたことがありますか?私は高知へ行くまで全く知らない名前でした。仁淀川とは、愛媛県から高知県へ流れる川で、西日本最高峰の石鎚山系を源流にした、それはそれは美しい川です。
美しさの指標として、「水質」がありますが、この仁淀川はこれまで「日本一の水質」を5年連続受賞するなど、その水の美しさは折り紙付つきです。
仁淀川はエメラルドグリーンとコバルトブルーのグラデーション!!
実際に目で見ると、流域や深さによって見た目は変わるのですが、色は澄んだ青色から水色、そしてエメラルドグリーンのグラデーションが神秘的で、どの流域に行っても水底がはっきりと分かるほど透明。
おまけに川の両サイドからは木々が生えており、その緑が川面に反射され、一層の色の深みを増しています。
1日で仁淀川を楽しむ
まずは、仁淀川沿いをドライブしてみよう
仁淀川は、愛媛県から高知県へ流れる長い川ですから、周辺をドライブしていると必ずと言っていいほど目につきます。時には川沿いを50km走行することも。
仁淀川沿いのドライブはあまりにも素敵で、ついつい川に目がいってしまいますが、見とれながら運転すると危険。仁淀川沿いの道にはたくさんの停車スペースがあるので、そちらに車を停めて、眺めるなり写真を撮るなりしてみてください。
交通量は少ないし、歩行者もほとんどいないので、静かに川のせせらぎを聞きながらその美しさを写真に収めることができますよ。
仁淀川を拝められる場所は広い!!
仁淀川を見られる場所は、愛媛県と高知県の県境が中心です。マップではわかりにくいですが、愛媛県の「石鎚山(いしづちさん)」というところから、南に下って高知県の「仁淀川町(によどがわちょう)」、「越知町(おちちょう)」を通り、「日高村(ひだかむら)」、「いの町」、「土佐町(とさちょう)」と通り、土佐湾へ流れ込みます。
その全長は124kmと長く、仁淀川町沿いにドライブしていれば道に迷うことはないほど、高知県中部の要の川となっています。
中津渓谷はプチハイキングにもおすすめ
次は、仁淀川を楽しむ屋外スポットとして人気の、「中津渓谷(なかつけいこく)」へ行ってみましょう。中津渓谷は小さな子供連れでもいける、整備された渓谷で、仁淀川の美しい水を間近で楽しめる高知の人気スポットです。ちなみに入園料は無料。
場所は、愛媛県との県境である「仁淀川町」にあります。 中津渓谷GoogleMaps
中津渓谷へのアクセスは、車が便利です。ナビには「中津渓谷ゆの森」と入れれば、場所まで案内してくれます。渓谷に着くと、さっそく川の上を優雅に泳ぐこいのぼりたちが!
中津渓谷の駐車場は高台の方にありますが、土日は満車がち。高台に行く前の「臨時駐車場」に停めることをおすすめします。ちなみに駐車場は無料。
車から降りたら、渓谷のマップを見て、右下の「中津橋」から左上の「雨竜の滝」を目指しましょう。
笑美寿茶屋を横切り探検スタートです!さっそく美しい風景ですよ。
いやぁ〜、澄んでいますね〜、仁淀ブルー!
うひゃぁ〜、しばらくスクリーンセーバー決定。
この秘境感! しばらくすると、「展望台」と「雨竜の滝」の分かれ道が出てきましたよ。私は先に「展望台」に行こうと思い、階段を登る・・・が・・・、この階段結構怖い!
展望台への道のりは、緩やかな坂を上ろう
上の方の階段は「本当にこれ登れるの?」という不安定感(笑)足腰が弱い方は登らない方がいいと思います。それに、ここから展望台へ行かずとも、先に雨竜の滝に行ってから展望台へ行くコースの方が断然安全なのでそちらから行ってください。
展望台から今度は「雨竜の滝」へ抜けます。この雨竜の滝、春から夏にかけての午後1時くらいは日が差し込み、ちょうど虹が見れるんだとか。私が行った時も・・・綺麗な虹が出ていました^^
左下にある虹、見れるかな?
子供連れのピクニックにもちょうどいい中津渓谷
中津渓谷は前長1km足らずのコースで、仁淀川に触れられたり、虹の輝く滝を拝んだり、七福神の石像を探したりと、子供からお年寄りまで楽しく遊べるスポットです。途中に休憩所もあるので、ご飯を持ってきて食べることもできます。
「ちょっと歩きながら自然を楽しみたいな〜」という時、是非行って見られてはいかがですか?
帰りは「ゆの森」でランチや日帰り入浴(大人700円)を楽しむのもおすすめです。
汗をかいたら、茶畑の緑と仁淀ブルーのコントラストを楽しみながらの「茶畑プリン」と「煎茶パフェ」が至高!
さて、ちょっと渓谷で汗もかいたし、お腹も減った。ここはひとつ、仁淀川町のお茶を使った茶カフェ・「池川茶園」でお茶スイーツを楽しむのはいかが?
秘境に似つかわしくない混雑!池川茶園で茶スイーツを堪能する
出典:によどがわ.TVより
仁淀川町はお茶づくりも盛んで、特に近年仁淀川の美しい水を使って育てたお茶を使ったスイーツが大流行!「池川茶園」はそんな仁淀のお茶スイーツブームを手がけた、女性だけで運営されるお茶カフェです。
出典:池川茶園HP
池川茶園へは、先ほどの中津渓谷から約10kmです。池川茶園Googlemaps 臨時駐車場もありますが、満車になるほどお客さんが多い。でもテイクアウトのお客さんが多いので、入れ替わりを待って駐車しましょう。ちょっと道が狭いので注意してくださいね。
池川茶園の外観 出典:食べログ
お店に着くと、レジには長蛇の列です!ただ、席はテラス席をメインに十分にありますのでご安心を。レジで注文し、パフェなど時間のかかるものはあとで店員さんが持ってきてくれるシステムです。
池川茶園では「茶畑プリン」と「茶畑パフェ」は欠かせない
池川茶園のイチオシは、「茶畑プリン」と「茶畑パフェ」!プリンもパフェも「煎茶」と「ほうじ茶」から選べます。私たちはほうじ茶プリンと煎茶パフェを注文しました。
ほうじ茶プリンは、プリン上部のジュレにかなりのお茶感があり、プリンの白いところもお茶の味を邪魔しない、むしろ卵の味がしっかりしている、素材の味をそのままに出した味。
パフェは、
濃厚なお茶のソフトにお茶のチョコ、お茶水餅にお茶ラスク、そして下部にはお茶のジュレ!も〜、お茶ざんまいです。冷たい煎茶もついて、そして茶畑と仁淀ブルーを見ながらいただけるパフェは最高です!
仁淀川で遊んだ後のさっぱりお茶スイーツ、ぜひご堪能あれ!
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池川茶園 工房Cafe お店HP 高知県吾川郡仁淀川町土居甲695-4 TEL:0889-34-3100 営業時間 10:00~18:00 不定休
仁淀川との時間を楽しむ、まとめ
いかがでしたか?今回は、高知県を流れる清流・仁淀川の楽しみ方を紹介してきました。私は仁淀川に出会うまで、「川が美しい」など思ったことはなかったのですが、この仁淀川を見たときにその美しさに驚き・叫びました(笑) 雄大な自然って、見るだけで、近寄るだけで、とても心が澄んだ気分になりますよね。
優しい気持ちになれる仁淀川とともに時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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