海外タビ

ワーキングホリデーの魅力って何?留学もワーホリも経験した私が考える

こんにちは、ぼんです。今回は、「キャリアを高めるためにワーキングホリデーに行くっていうのはちょっと違うって話」の続きです。留学ではえられないワーホリの魅力をお伝えします。

特に前回を読んでいないとなんの話かわからないので、もしも今ワーキングホリデーに行くかどうか悩んでいるなら、一度読んでみる価値あります。

「キャリアを高めたいためにワーキングホリデーに行く」っていうのはちょっと違うって話

ワーキングホリデーの魅力って何?留学もワーホリも経験した私が考える

 

ワーキングホリデーの魅力って?

留学もワーホリも経験した私からどちらが良かったか言わせてもらうと、「人として成長できた」のはワーホリです。それはなぜか?それは「遊び」だからです。

私は20歳の時に経営を学びにアメリカへ留学しました。しかしその時はずっと「私は勉強しに来たんだ。遊んでいるヒマはない」などと言って、本当に勉学に打ち込んでいました。そのおかげで経営の基礎はもちろん、英語力だってなかなか洗練された表現を使えるようになりました。そして日本に帰ってからも就活では評価してもらいました。

 

自分自身が物足りないと感じる

その後、学校を卒業し社会人になりました。順風満帆に行ったような感じがした新社会人生活・・・・しかし、毎日不思議な感覚になりました。なんだか、よく、こういう思いが私の中をよぎりました。

 

「私って、ぜんっぜん面白くないな」

 

と。この感覚はけっこう悲痛でした。べつに何も悪いことをしていないのに、常に自分を責めるのです。当時、誰かとしゃべっていてもすごく狭い視野でしか物を考えられず、自分のコメントが面白くないなと思っていたのがきっかけでした。

 

そんな思いが芽生えて5年後、私はひょんなことで仕事をやめ、ワーキングホリデーに行ってみることにしました。そこで私は前回の留学とはガラッと気分を変えて「あまり気を張らずに、面白おかしくのんびり過ごそう」スタンスで行きました。ニュージーランドに降り立ち、べつにすぐに仕事を見つけるわけでもなく、ずっとホステルでゴロゴロしていました。

ニュージーの玄関口、オークランドでの過ごし方を提案します。

オークランドも飽きたので、クライストチャーチに行ってみました。そこでもずっとゴロゴロしていました。そうそう、音楽聴いたりワイン飲んだりしていましたね。ニュージーランドは寒かったのでその後はオーストラリアに渡りました。そこには中学時代のALTの先生がいたので、遊びに行って、運よく彼がオーストラリアで教えている日本語の授業に参加させてもらいました。

オーストラリアの小学校で日本語の授業に参加しました。日本との違いを伝えます。

オーストラリアでは他にも色々な人に出会い、ランチに誘われればついて行き、今の私の現状を話しました。公園で出会ったサラリーマンは「そういう話を聞くだけで面白いよ」などと言ってくれました。そうこうしているうちにインドネシアのバリ島に渡り、狂犬病みたいな犬に追っかけられたりして死ぬ思いをしながらビクビク暮らした後、マレーシアでまたぶらぶらしました。

マレーシア3日目。クアラルンプールは物価以上に安く過ごせる街。観光に超おすすめ。

・・・・と、このように世界を旅しながら、「生まれて初めて、流されるように過ごした末に私の中に備わったもの」があります。それは

 

「どんなことも面白いと思える力」

 

です。海外でぶらぶらしている時に、ひどい目にも遭えば、素敵な出会いもありました。でもどの出来事も、見方を変えれば最悪なことだし、見方を変えればネタにもなるし、自分を強くするエッセンスにもなりました。私はワーキングホリデーを通して、ものすごく多くの人と出会い、ありえないような経験をしたことで、一つの出来事に対していい面も悪い面も見れるようになりました。

 

もう今は「私は面白くない」なんてこれぽっちも思わなくなったし、嫌なことがあっても「どうしても嫌だ!」と落ち込みすぎることもなくなりました。(もちろん少しくらいは落ち込みますが)これはワーホリをきっかけに、日本での生活では絶対体験できないことを経験したからだと思います。

 

だから、ワーホリにはワーホリの魅力があるし、私は「学問を学ぶ」っていうガチガチの留学より、ちょっと(だいぶ)肩肘張らずに過ごせる「遊ぶ」スタンスのワーキングホリデーが人間としての幅が広がると思うので、人生経験としておすすめしているのです。

 

だからあなたがもし今20代で、「視野を広げたい、物の考え方を変えたい」と思うならば、ワーキングホリデーに行って、たくさんの経験をすることをお勧めします。あまり「これがやりたい」ということに執着せずに、肩の力を抜いて、遊びに行ってみてください。きっとたくさんのことが見えて来ますよ。そしてワーホリに行って物の見方が変わったなら私に話しかけてみてくださいね。

 

まとめ:ワーキングホリデーの魅力

体験談が多くなりましたが、ワーキングホリデーの魅力をまとめると以下です。

1. 手軽に海外へ行ける

ワーキングホリデーは少ない資金で挑戦できます。オーストラリアやニュージーランドは生活費を稼ぎやすいので、元手50万円くらいで十分1年過ごせます。逆に南米は現地の給料がオーストラリアなどの1/5程度なので、多めに資金を準備した方がいいです。

ちなみに、ワーキングホリデーのあっせん業者にお願いすると、仲介料30万円くらい取られるほか、語学学校という無駄なプログラムも勧めてくれます。正直行って、ワーホリの申請なんて自分で数万円でできるし(簡単)、語学学校は友達作りみたいなものなので、削ることができます。(というか、全然削っていいです)

 

2. 自由である

ワーキングホリデーは留学や就労と違って、帰属先がないので自由にできます。自由にあちこち転々としたり、働かずに遊び通してもまったく問題ありません。(むしろ受け入れ国は、ワーホリ人にはあまり働いて欲しくありません)。せっかくワーホリに行くなら、1つの場所に1年間い続けるのではなく、ある程度で渡り歩いてみましょう。

 

3. 挑戦心・勇気が身につく

ワーキングホリデーは「自由」ゆえに、どう過ごすか自分で決めなくてはなりません。この「自由」は最初は新鮮で楽しいですが、だんだんとこの「自由」が重荷になってくることもあります。全て自分で決められるし、全て自己責任、この上ない修行は実はありません。自由な条件下で長く過ごすと人は強くなります。私が経験したから間違いなし!!

 

KAYO

なんだかこうやって「遊ぶ」感覚で過ごすことの大切さを思い出すと、今日本で暮らしている私ははたして「遊ぶ」感覚で生きているのか、再考させられました。

物の見方をたくさん持っておくと、人としても魅力的になるし、楽しいこといっぱいできますよ!一度きりの人生、楽しみましょうね。

【東欧・北欧】ワーホリ実施国をお手軽度でまとめるよ!

2017・2018・2019 新しいワーキングホリデー提携国をご紹介!

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。