海外タビ

中国南方航空〜往復5万円で大阪→ローマ搭乗機

こんにちは〜、3年前の10月下旬、私はイタリア・フランス・ドイツに12日間行ってました。

最近はコロナやらなんやらで気軽に海外へ行けない。

おまけに私は妊娠してしばらくやっぱり海外に行けない。

ってことで、まだ書き納めていなかった、3年前の旅行記を綴りたいと思います☆

3年後に書くからこそ、「よっぽど印象的なこと」だけ伝えられていいかも^^

てな訳で、2017年秋のヨーロッパひとり旅、スタート!!

 

ヨーロッパ周遊一人旅〜往復5万円の航空券で、いざ!

 

関西空港からイタリアへ出発〜

お昼。1泊2日用のスーツケースとポシェットを携え私は関西空港へ向かった。

靴は一足、しかもヒール。デニムは裏起毛のゆったりパンツ。アウターはメルカリで2,500円でゲットしたコート。

 

ヨーロッパ12日間はなるべく身軽で済ますつもりだ。

スーツケースの中身はこちら。ホントにこれだけ。

詳しくはこちらのブログを→ヨーロッパ旅を機内手荷物だけにする

 

関空のKALラウンジで一息

関空に着いた。国際線カウンターで手続きを終え、いつものKALラウンジへ。

KALラウンジはシックな空間ながら、ワイン片手にチーズとラーメンなんかが楽しめる。

KALラウンジレビューはこちら→プライオリティバスラウンジの旅①

 

中国南方航空でまずは大連へ!

さて、搭乗時刻が迫ってきた。保安検査と出国検査を終えて、スカイシャトルで搭乗口へ行こう。

今回乗るのは中国南方航空という、聞いたことのない航空会社。

 

選んだ理由は関西→ローマ往復5万円だったから!

「え?LCC?」と思いきや、LCCではない!だから機内食もついてくるのだ。

こーゆーの。

安いからものすごく狭いかといえば、別にそうでもない。普通の中国の航空会社だった。

 

中国南方航空に安心したところで、2~3時間ほどで大連へ着いた。

大連の空港は、すごい!中国!!って感じ。魚の匂いもするし、ちょっと苦手。

それに空港の周りには、見えます?おびただしい数の家が!!

多分大連は工場地帯?で、同じ形をした家が何kmにもわたって並ぶ。

町全体もけむたい感じがするし、ちょっと私は住めないなぁ、、という印象。

 

大連空港でもプライオリティパスでラウンジを試してみた☆

ここの VIPラウンジは、受付の後ろの赤い魚が異様・・(生き物だよ)

長い廊下だ。おお〜、すごい、VIPって感じ。

 

食事はほとんどなかったが、お水を頂いた。マッサージチェアがあったので座ると、売り物だったらしく!?

セールスを受けたw ラウンジでセールス受けたの初めて笑

(買うつもりがない意志を伝えたら、「別にいいのよ〜」という感じで、座らせてくれた)

 

海外SIMの利用確認!

そうそう、今回のヨーロッパ旅行はSIMカードを契約して行ったのだ。

「IIJmio(アイアイジェイミオ)の周遊SIM」で、ヨーロッパを一通りカバーしてる。

2週間使い放題3,000円で、通信もかなり安定していた。

おっ、ちゃんと電波が入ったようだ。左上に中国の電波が立ったぞ。

SIMカード、海外旅行するなら今や絶対必要。

バスや電車が時間通りにこない海外で、インターネットは死ぬほど役に立つ。

ハワイにインターネットは必須!ポケットWiFiとSIMカードの選び方

 

 

次は大連→武漢へ

さて、次は大連から武漢へ行くぞ。これも2〜3時間ほど。機内食は出たような出てないような。

機内は狭すぎない広さ☆

さて、武漢についた。もうすっかり夜だ。

ここから深夜1時の飛行機でローマ・フィウミチーノの空港へ向かう。

ここでもプライオリティパス片手にラウンジを探すと・・

あった。だけど深夜過ぎて店じまい感😭

食事はすでになく、コーラを頂きました。

24時間営業じゃないラウンジもたくさんあるので、注意!

 

まさかの周遊旅行での失態

さて、ラウンジを出て、お水を買いに売店へ。

ここで重要なことに気づく!!

お水を持ってレジへ行くと「中国元のみ」受け付けているそう、それかクレジットカード。

じゃぁ、クレジットカードを・・・と思って財布を開けると・・・んっ!?

 

ない。

クレジットカードが、ない。

 

まさか・・・と思い、予備の貴重品を入れている袋を見るも、こちらにも・・ない。

そ、そういえば・・日本を出る1週間前に、貴重品の整理をしている時、なぜか、なぜか!!クレジットカードを封筒に入れて・・それを家に置いてきたんだ。

 

あああああああああああああ

やってしまった。

 

海外旅行へクレジットカードを忘れた!!

 

ドドドドどどどうしよう。

現金は4万円しか持ってきてないし、宿も現地決済でまだ払ってないし、これで12日間どうやって過ごせと!?

 

ああああああああああ・・・と思いつつ、飛行機の時間になったのでとりあえず乗った。

ローマに着いてから全て考えよう。。。。。

 

武漢→ローマへ

ローマへ行く飛行機の中で、気が気ではなかった。

よし、まずは宿泊先へ連絡して、クレジットカード番号で決済できないか聞いてみよう。

なんとか頭の中に番号は記憶してあるから・・

 

ローマへはあっという間に着いた。

途中機内食が2、3回出てきた。

機内エンターテインメントもあった。でも映画が全部中国語で全然意味がわかんなかった。

 

ローマで新たな問題発覚

無事ローマへ着いた。下の画像、ゴッドファーザーと思いきや、アンソニーホプキンスだった。

そんなことはどうでもいい。ちょっと疲れた。

空港は新しくて綺麗だった。トイレもお改装していて、ナウイ。

トイレなんてどうでもいい。クレジットカード問題をどうにかせんと・・

 

入国審査を出て、ベンチに座った。朝の7時。宿のお迎えまではあと3時間ある。

カフェに入ってお金を浪費したくなかったので、ベンチで凌いだ。

まずは宿泊予定のフランス・ドイツの宿へ連絡し、「カード忘れたので、番号だけで決済できないか」メールを打った。

 

やりがちな失敗に気づく

そんな折、ふと次のフランス行きの航空券を見た。

えーと、明日の早朝、ローマからマルセイユへ行くんだよな・・

航空会社はライアンエアー。驚異の2,000円チケット!!

ん?

Rome(Ciampino)??

こっちは、Rome(Fiumicino)??

 

まさか・・・・

 

うっわー!!

ローマ・シャンピーノ空港とフィウミチーノ空港って別の空港かよ!!

しかも1時間!?遠っ!!

 

通常なら1時間の移動くらい、大したことない。

でも!明日の飛行機は朝の7:00!!そんな時間に空港に着く交通機関なんて、ない!!

 

やーーっちまった・・

悔やんでも仕方ない、次策を考えよう。

 

①航空券を取り直す

ローマ・フィウミチーノ→マルセイユの航空券を取れないか??検索するも・・残席なし。

 

じゃ、じゃぁ、元々ローマ→マルセイユ→ストラスブールと行く予定だったけど、金欠だし、ローマ→ストラスブールまっすぐ行くのはどうか!?

た、高い。。。

 

②空港近くで前泊する

じゃぁ、シャンピーノ空港の近くで前泊するのは?

検索するも・・空室なし。

 

じゃぁ、街に泊まって、翌朝シャトルバスとかで空港へ行くのは?

さすがに6:00に空港へ着くシャトルバスは、町からも出ていない・・・

 

③タクシー

じゃぁ〜、タクシーか。

そう思いタクシー乗り場へ行った。

「ねぇ、おじさん。明日の早朝にシャンピーノ空港へ行きたいんだけど」

タクシー運転手「朝の5時!?はやっ!!まぁ、いいけど、だいたい70ユーロ(=7,500円)かな

た、高い・・・

クレカ忘れて金欠だから・・・

 

そんなこんなで試行錯誤していたらあっという間に3時間が経ち、宿のお迎えが来てくれた。

 

不安を抱えたまま宿へ

迎えに来てくれたのは優しそうなおじさんおばさん。今日はBooking.comで「9.8」という最高評価を取っている、一泊6,000円弱のお宅に泊まる。

 

宿へ着くと、わっ!可愛い!!

 

キッチンも〜〜💖

て、手作りケーキがある〜💖

エスプレッソもいただける〜💖

とっても可愛くて、素敵すぎる宿💖

高校生と中学生のお子さんもいて、挨拶してくれた♪

 

ちなみに少し歩くとこんな景色!!

さ、最高ですわ・・・空港近くでこのクオリティって・・

イタリア名物、屋外で食事するスタイル!!

いつか私も家族や友達とこんなふうに食事したいなぁ・・

おっ!?羊も飼っているのか!?

一軒一軒のナンバープレートも可愛い💖

ベランダはこんな感じ。日当たりが最高すぎる。

宿が素敵すぎてしばしカード無くしたこと、明日の空港行きの足がないことから現実逃避してた。

さて、そろそろどうにかしないと・・・

 

私「実はクレジットカード忘れて、キャッシュカードもなくて、宿泊費はカード番号だけで決済したい。そして明日の7:00に空港へ行きたいが、何かいい方法はあるか」

宿の人「カード忘れた!?それはかわいそう!あなた、日本の銀行のカード持っていないの!?それからお金出せるかも!?」

ということでスーパーの ATMへ連れて行ってもらい、キャッシュカードやクレジットカードを片っ端から差し込んでみた。でもどれも海外でお金は引き出せないようだった。

 

宿の人「残念ね・・。私たちはカード番号で決済できないのよ・・、これに関しては協力できなくて申し訳ないけど、明日の車ならタクシーより安い40ユーロで出せるわ!」

ありがとう!!

翌日朝4:30に宿を出発だけど、宿の息子さんが車で送ってくれるそう。

でもこんな早い時間にいいの?と聞くと、「息子はパイロットを目指しているから、早起きなんてできて当たり前よ」とのこと。心強い!!

 

私はホッとして深い眠りにつくことができた。

美味しい手作りケーキとエスプレッソを楽しんで・・明日の旅も楽しみだ♪

 

ヨーロッパ周遊12日間の旅〜マルセイユで一人夕食作り

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。