前回はアルザスの超絶可愛い街”コルマール”でジブリの世界観を存分に味わった私たち。前回⬇︎
今日はアルザスの最後、ミュールーズへ向かい、そこからドイツへ飛ぶ。✈️
ヨーロッパ周遊12日間の旅〜日曜のフランス!ミュールーズでアルザスワインとチーズを食らう
電車でコルマールからミュールーズへ
アルザス最終日は空港のあるミュールーズへ向かう。今回も鉄道で30分ほど。窓口に並ぶと時間がかかるが、やはり券売機での買い方が分からないので手動で発券してもらう。
電車に乗る前にケーキを購入し、車内でパクリ。
TERに乗り、あっという間にミュールーズへ着いた!あれ?なんだか街は静かだな・・・
昨日のコルマールの賑わいとは違い、ミュールーズの街は閑散としている。ホテルへの道も人が全然歩いていない!私たちは不思議に思いながら午前中にホテルにチェックイン。海外のホテルは部屋さえ空いていれば午前にチェックインできるから有難い。
植木を車で移動させる。豪快!
これがフランスの日曜日のリアル
私「なんか、人が超少なくない?」
友達「もしかして・・・日曜日だからかも。フランスって日曜日、どこも開いていないのよ。」
なにっ!インドで感じた「日曜はお店がどこも開いていない」が、ここフランスでも起きるのか!う〜〜ん・・・
エスプレッソ片手に今日の作戦会議。
友達「2日間観光したし、お店も開いていないから、今日はホテルで女子トークでもする?」
私「いいかも。自動車博物館もそんなに興味ないしw 今日はアルザスのワインで乾杯しようか!」
ということで私たちはミュールーズでの観光は一切せず、ホテルでのんびりすることに。幸い、近くのスーパーが開いていたので買い出しに。
ちなみにミュールーズといえばフランスきっての自動車生産地、プジョーの本拠地でもある。名物は「自動車博物館」。日曜でも開いていたけど、私たちはあまり興味が出ず、観光スポットだけど行かないことにした。
アルザスのスーパーがヤヴァイ
アルザスのワインは絶対ゲヴェルツトラミネール!かリースリング
さて、ミュールーズの小さなスーパーへ。コンビニの2倍くらいの広さの店 に物がギュウギュウに並んでいる。
アルザスといえば白ワイン。レストランでは美味しいリースリングを頂けたが、私は「ゲヴェルツトラミネール(GEWURZTRAMINER)」が一番好きだし、その一番の生産地がアルザスなのだ。しかしレストランで頼むと結構高級。
さすがスーパーには多種のゲヴェルツトラミネールがある。しかもどれも10ユーロを切る。日本で2,000円以下のゲヴェルツを見ることはほぼない。私は8ユーロほどのそれを買った。
ちなみに日本でお安くゲヴェルツトラミネールを飲んでみるなら、以下のワインがオススメ。
日本でも多く出回っているので、見たことがある人もいると思う。 HUGELのは安心して飲める。ゲヴェルツはマジでフルーティで、飲みにくさを感じる人は少ないはず。コノスルの800円台ワインでも雰囲気は味わえるけど、ちょっとアルコール感が強いかも。まずはトライしてみたいっていうならおすすめ。
アルザスのチーズならウォッシュチーズにトライ!!
さて、アルザスはあるチーズの種類でも有名。それは「ウォッシュチーズ」。見た目はゴルゴンゾーラなどの青カビタイプよりソフトな印象だが、味はそれよりかなりハード。
ウォッシュチーズは柔らかく、中心部をスプーンで穴開けてパンなどをつけて食べるのが主流。見た目はすっごく美味しそう・・・だが、
これが臭いのだ!
臭さは・・・そうだな、納豆と足の臭さの掛け合わせのような。とにかく臭い。最初は全く食べられない強烈さ。でもこの激臭にハマってしまう人間の不思議・・・
ウォッシュチーズは日本で1,000円から買えるが、アルザスでは3ユーロで売っているw
ちなみに「ウォッシュチーズ」はチーズのカテゴリ名で、チーズ名で探すなら「マンステール」「ラングル」「エポワス」、冬季限定の「モンドール」など。どれも激臭だから期待は裏切らない。
もしフランスに行く前に食べたくなったら、スーパーやKALDIで以下の商品を試してみればいい。
値段がかなり安い(日本で1,000円以下で売っているウォッシュチーズはこれだけ)のもあり、ウォッシュチーズ本来の旨さはあまりないが、「タイプ」を知ることはできるので、食べられそうかどうか、これでトライしてみよう。
ホテルでワインとチーズと女子会
散々スーパーで興奮した私は意気揚々とホテルに帰った。アルザスワインとチーズ♪それに生ハム、スモークサーモンをバゲットにのせて食べるのだ。絶対美味しいに決まっている。
実際、8ユーロで買ったワインと3ユーロのチーズは凄まじく美味しく、ワインなんてほとんど一人で飲んじゃった。それでも悪酔いしないから不思議。
女子トークにも花を咲かせた。早めに結婚した友達だったので、夫婦がどんな生活を送っているのか聞くことができ勉強になった。結構なストイック夫婦で、毎朝マラソンしているらしい。おみそれしやした・・・
ヨーロッパ旅行なんて見所が多すぎて、毎日観光したくなる。でも3日連続で観光すると、マジで足が疲れるし、「家でゆっくりしたい・・・」なんて贅沢なこと思うのよね。だからホテルブレイクを挟めたのは良かった。貧乏性でそんな選択を取れない私に、意見してくれた友達、感謝!!
私は替えの下着がなくなったので、洗面所にて持ってきた洗剤で下着を洗い、明日のドイツ行きに備えた。(コインランドリー使うと500円はかかる。モッタイナイ!)
さよならフランス。今日はドイツへ
フランス最終日の朝食も、なかなかのものだった。オレンジジュース機に驚いた。
紅茶のパウンドケーキやミートパイを朝から食べられるなんて・・・
バーゼル=ミュールーズ空港は・・でかい!!
アルザス4日目。今日はバーゼル=ミュールーズ空港からベルリン行きの飛行機に乗る。ホテルの朝食はここも素晴らしい。フレッシュオレンジジュースが機械で出てくる。
朝ごはんをたくさん食べたのに、また街中へ行きケーキを食う。もう死ぬんじゃないかと言うほど、美食を食べ納めしている。
ミュールーズはフランスの都市。バーゼルはドイツの都市。そう、フランスとドイツの境にある空港なのだ。
私は友達と別れ、小さいバスで空港へ向かった。
バーゼル=ミュールーズ空港到着!静か!でも中は人が多かった!てかデカイ。
いつも通りチェックインを済ませ、保安検査もクリアする。私はこの空港で「すっごくしたい事」がある。それも・・・
ラウンジ〜♪
実はこの空港のラウンジは世界一に輝いた、「すんごいラウンジ」なのだ。ちょうどプライオリティパスを持っていたので、超ラッキー♪(ラウンジの中のレポートはこちらの記事に詳しく書いています⬇︎)
ここのラウンジを一言で表すならば「え、ラウンジ?リゾートホテル?ワインもこんなに種類があって、誰が飲むの?」という感じ。しかもバルコニーがあって、飛行機の離発着が見える!のはすごい。
日本人は1万円でプライオリティパスをゲットできるからお得。ここ1年、コロナでラウンジも使っていないから、行きたいなぁ・・・
ドイツ・ベルリンへ
さて、出発時間だ。今からEasyJetというLCCでベルリンへ向かう。国境を越えるのに90分のフライト、8,000円。ヨーロッパって移動せずとも異文化が味わえて羨ましい。
テイクオフ!真下の飛行機たち、でっか〜い!
アルザスの田舎町を見下ろす。畑が広いなぁ。ワイン畑かな
ベルリンが近くなってきた。
オレンジ色の可愛いお家がい〜っぱい!おうちの隣に必ず大きな木があるのね。家と家の間は離れていて、広々しているなぁ。
ベルリン到着
ベルリンへ着いたっ!ここからは別の日本人の友達と行動を共にする。ベルリンを1日観光し、その後すぐに電車でイタリアへ行く。
次回は「モダン都市ベルリンで色々発見!」の巻。お楽しみに♪