さて、移動規制も終わって、ちょっと外に行こうかという時期になった。
2月に東京に引っ越してすぐ、身動きがとれなくなったからこの日を待ちわびていた!
7月の土日、2連休でも外に行きたい!
飛行機に乗って行ける所、どこかあるかな・・おっ、北海道は空席が多いぞ!
成田はLCCで往復12,000円から。羽田はスカイマークで20,000円からあるね。
北海道は東京から空席が多かったので、予約した。チケットサイトはいつものスカイスキャナー 。
羽田ー新千歳は90分ほどのフライトだし、快適度としてはLCCでも全く問題ない。
私は成田が遠いので、今回羽田から行くことにした。
北海道には空港がいっぱい
「北海道へ行くことにした」と行っても、北海道は広すぎて、「北海道のどこに行くか」によって空港が変わる。
北海道には新千歳、釧路、旭川、函館、帯広、稚内、オホーツク紋別、根室中標津・・・などなど、空港が10個以上あるのだ。
「新千歳に行けばどうにかなるでしょー」ってもんじゃない。1週間の旅行ならいいが、数日なら空港を見極める必要がある。
とはいえ、全ての空港から東京からの直行便が出ているわけではない。直行便が多いのは、新千歳、釧路、函館だ。
今回私たちは空席が多くて安くなっている新千歳へ行くことにした。そして夏だったので富良野と小樽へ行くことに。
富良野と小樽は北海道のちょうど中央部。正直新千歳からは厳しいが、ぶっ飛ばせば2時間で行けなくもない距離だ。
富良野の最寄り空港は本当は旭川だ。
北海道は広い!1泊2日旅行ならどこ行く!?富良野・小樽編
富良野に何があるか? 月並みだがラベンダーだ。あとはチーズとか。
せっかく富良野に行くなら美瑛(びえい)にも行こう。お花畑が綺麗なんだ。
ホテルを取るのは慎重に
結論から言うと私たちは宿選びに失敗した。旅行プランを練る前にホテルを予約してしまったのだ。
飛行機がとれたので、「とりあえず、札幌にホテル取れば間違い無いだろう!早くしないと高くなっちゃう!」として、何も考えずに札幌にとった。
ただこうなると、新千歳空港から富良野まで3時間。帰りは札幌までまた3時間で、「ほぼドライブ」の旅になる。
それでいいならいいが、車酔いするので富良野に宿を取ったほうがいい。
地図を見れば近い富良野と札幌だが、ぜんぜん遠いことを忘れないでほしい。
宿はお決まりの【Booking.com】で取った。ぶっちゃけ楽天トラベルでもいいんだが、Booking.comは世界中のホテルが掲載されていて、「海外旅行はBooking.com、国内旅行は楽天トラベル」と使い分けるのが面倒くさいので、ホテル予約はBooking.comを使っている。
ただ、ローカルな旅や、一軒家、古民家などに泊まりたいときはairbnbにしている。
今回は札幌の1泊2名7,000円のテンザホテルスカイスパにした。大浴場気持ちいぞ。
レンタカーは激安。スピードと動物に注意
北海道旅行にレンタカーは欠かせない。もっとも、「新千歳空港で映画を見て、温泉に入って、また帰ってくる」というツワモノがいない限り。
(新千歳空港は、空港から出なくても1日遊べるアミューズメントパークになっている。飛行機乗って、空港だけ回って、日帰りで帰ってくる人もいるのだ。特に寒い冬は。)
んで、北海道のレンタカーは無茶苦茶安い。24時間2,500円がザラにある。安い理由は
「北海道旅行にレンタカーは必須=ピークはレンタカー借りる人多い=オフ時期は車が有り余ってる」から。
最安値のレンタカーを見つけるには楽天トラベルが便利だ。
日程と場所を入れて「検索」した後、見にくいがページ中程にある「料金が安い順」をクリック。これで格安レンタカーが上がってくる。8月だったから3,000円を超えてたね。
北海道は道が広いのでスピードを出したくなるが、取り締まりが多いので自重しよう。
そして鹿などの野生生物が当たってくるので、本当にスピードは出しすぎないことをお勧めする。
北海道のエゾシカは奈良のかわいい鹿と違って、かなりワイドボディだ。
本当に寒いから、上着を持って行こう
最後の準備は「持ち物」だ。夏の北海道のため、特別な器具は必要ないが7月でもパーカーは持って行こう。
ウルトラライトダウンを持って行った私は少し浮いていたが、着てもいいくらい夜は寒かった。
7月なら薄いコートぐらいがいいかな。思ったより寒いので服は多めに持って行こう。
羽田から新千歳空港へ
準備も整ったし、いざ羽田から新千歳空港へ。
ANAの8:00発に乗った。機体はボーイング777で大きい。2020年で色々あったとあって、やはり乗客は少ない。
一時期ストップしていた機内ドリンクサービスも復活していた。メニューはアップルジュースと緑茶、とかなり絞り気味。
アップルジュースはANAに乗っているとき以外飲まない。だから、いつも頼む(笑
北海道は遠く感じるが、新千歳空港は南側にあるので、1時間30分で着く。
新千歳空港へ降り立つときはいつも低い森がうっそうとしていて、「迷いの森」のようで神秘的だ。
私は九州だから「森」はない。その代わり小さい山が大量にある。
平野の森というのは、どうしてこう「誘(いざな)われる」感があるのだろう。
そんなこんなで新千歳空港へついた。
新千歳空港は映画館あり、温泉あり、もちろんホテルもあって、マジで空港だけで一日楽しめる。
よく地方の人はヒマな休みにイオンに行くが、その感覚で空港に近い道民は新千歳空港で一日過ごすのだ。駐車料金は1日500~1,200円と良心的なのもポイント。
レンタカーで富良野へ、絶景
新千歳空港の散策は帰りにできるので、まずは目的地へ行こう。
レンタカーを借りて私たちは富良野へぶっ飛ばす。
やはり北海道は道路が広くて、スピードを出したくなるが、取り締まりが厳しいとのことで、気をつけよう。
再三言うが鹿などの動物にぶつかると、車がぺちゃんこになる。レンタカーは免責補償をつけたほうがいい。
空港から出て、一般道へ行くと、「これぞ、北海道!」的な平野が広がる。
主に野菜が一面に植えられており、意外なのは「ここはトウモロコシ畑、ここはじゃがいも」などのように、野菜ごとの大農場では植えられていないこと。
トウモロコシのすぐ隣にキャベツがあるなど、いろんな野菜を細かい面積で区切ってあった。
確かに同じ野菜だと土の同じ栄養分を取ってしまうから、色んな野菜で土を分かち合うのがいいのかもしれない。
とにかく広大な北海道。ちょっとドライブを始めたらすぐに、北海道に来た感じを味わえる。
富良野チーズ工房へ
富良野といえばミルク、ミルクといえば、チーズだ!
私たちはこの日天気もよくなかったので、ファーム体験というよりチーズ工房へ行った。
富良野チーズ工房は、富良野で採れた新鮮な牛乳をすぐにチーズにしており、味が濃厚でうまい。
右上の”ホワイト”もプレーンで良かったが、左下のワインチーズも面白い味だ。左上の”メゾン・ド・ピエール”はめちゃくちゃ濃厚で美味しい。私はホワイトとメゾン・ド・ピエールを買ったが、冷蔵庫で熟成させるとまた違う味が楽しめて楽しい。
店舗だと1点から帰るので、色々試せておすすめだ。
チーズ工房ではアイスミルクやピザも食べられる。私たちもピザを食べに行こうとしたが!
店は満席かつ「焼き上がりに1時間待つ」との貼り紙が・・・お客さんもかな〜〜り”待っている”感があったので、私たちは富良野の市街地でご飯を食べることにした。
富良野市街の人の多さ!!
新千歳空港から富良野まで、車もほとんど走っておらず、もちろん歩行者もいなかった。
「さすが北海道、広々してるなー」と思いながら、私たちはランチのために富良野市街地へ行った。
友達が教えてくれた「唯我独尊」というお店が、手作りのウインナーを使ったオムカレーを提供していて、超人気らしい。
私たちはいそいそと唯我独尊へ向かった・・・が!店の前には30を超える長蛇の列が!
「え、何これ!?(・_・;? さっきまで全然人おらんかったのに!」人口密度0,数ポイントの富良野の、ここだけに人が大勢いるのだ!
ぎ、ぎえ〜〜〜!!
さすがに、この小さな店の前で30人分は待てないし、次の予定があるから私たちは泣く泣く唯我独尊を諦めた。
誰か、唯我独尊を食べた人、コメントくらさい・・・
オムカレーの笑楽亭へ
私たちは唯我独尊の近くにある「富良野マルシェ」へ行った。
私たちはオムカレーの「笑楽亭」へ入ってみた。富良野って、オムカレーが有名らしいのよ。
ここ笑楽亭も満席だった。富良野市街の土日って、こんなに人が多いのか。
そしてきたっ!オムカレー!!
チーズとウインナーが乗ったオムカレーにはサラダと牛乳もついてくる。これで1,000円ちょい。
ん〜、なんか、付け合わせの野菜が異常に美味しい!!うまうま。
私たちはウインナーとカレーって、こんなに相性がいいのか・・と言う発見を楽しみながら、ドライブの空腹を満たした。
オムカレーを食べたら次は「美瑛」に行って、お花畑を見るぞ!!