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ヨーロッパ周遊12日間の旅〜可愛さと都会が融合するストラスブール(アルザス)を街ブラ!

前回は無事、フランスのマルセイユから空路でストラスブールに着いた。ホテルで友達と落ち合い、3日間フランスを旅する。

ヨーロッパ周遊12日間の旅〜マルセイユ大聖堂とストラスブール(アルザス)へ〜

全旅程4日目の今日は、ストラスブールを街ブラする。ストラスブールはアルザスの代表都市。可愛さと都会が融合する町だ。

 

 

ヨーロッパ周遊12日間の旅〜可愛さと都会が融合するストラスブール(アルザス)を街ブラ

 

まだ眠っているストラスブールのモダンカフェで近況報告

アルザスに来たので早速観光!といきたいところだが、3年ぶりに会った大学時代の友達と女子トークがしたく、友達が調べてくれたモダンカフェへ入ることにした。どこを歩いても風情のある石畳が私にヒールで来たことを後悔させる。

歩きにくいので、アルザスへ行くときはスニーカーにしようね。

開店と同時に入店!

開店と同時にフランスマダムがちらほらやってくる。

頂いたのは、バゲット、カンパーニュ、マーマレードにオレンジジュース。めっちゃオレンジ色!

私「結婚生活2年目はどんな感じなん?」

友達「夫が駐在しているドイツは、寒いし、私は帯同ビザで働けないから意外と自由はないよ」

私「え〜?駐在員の妻って、憧れだけどな〜。」

友達「”〇〇会社・妻の会”なるものがあって、結構精神的にも大変だよ。最初は街に感動しても、だんだん馴れてくるし。」

私「本当にイヤそうだね、大丈夫?ちなみに家族とか作るの?」

友達「籍は入れたけど、お互いの時間を大事にしたいから子供は作らないかな」

私は人生の第一優先事項に「結婚&子育て」があるから、友達がなぜその人生を選択したか想像できなかった。ただ、家庭の事とかは友達でも色々聴くもんじゃないよな、と思ったから、それ以上は話さなかった。気になるけど。。。

 

私たちはカフェを出て、「世界最古の白ワインが眠るワイナリー」へ向かった。

ちょっと歩いただけでも写真ポイントがありすぎる。

 

世界最古の白ワイン・Cave des Hospices Strasbourg

アルザスといえばワインなのだが、秋のワイナリーツアーというのは人気すぎて予約が取りずらい。そんな時おすすめなのが、ストラスブール中心街から歩いていける、「Cave des Hospices Strasbourg」

ここは病院で、なぜかその地下でワインを売っている。なぜ病院にワイナリーが?おそらく昔、病院代金の代わりにワインを納めたと考えられる。今は病院の中でワインを売っており、奥のワインセラーも無料で見学できる。

病院の中のワイン売り場。多種多様なアルザス白ワインが並ぶ。レンジは2,000円〜。

奥に行くとワイナリーが見れる。人の身長は優に超えるタルに、大量のワインが眠っているのだ。

ワイナリー見学では日本語のガイドを借りることもできる。空港からアクセスもいいし、結構日本人くるのね!

だんだんと奥に行くと、「うわぁ・・・病院の地下」感が出て、ヒヤッとする。正面から兵隊さんのユーレイでも走って来そうだ。

奥にあった!鉄格子の向こうに1600年代の世界最古の白ワインが眠っている。

もちろん、世界最古の白ワインを飲むことはできないが、病院の人もワインをタルごともらって、処理に困るというか、飲んだ後どうすればいいか分からず、地下に置いていたんじゃなかろうか?

タル一つ一つに違った模様が描かれている。木彫りもワイナリーの人が手がけていたのかな。

ストラスブールの街中にある病院のワイナリー。”知る人ぞ知る”感があり、ワイン好きなら行かない手はない。

 

ストラスブールの街中を歩くと大聖堂が

病院を出て、私たちは街中に向かった。ちょっと歩くだけでも建物が可愛過ぎてキュンキュンしちゃう。

ストラスブールに来たら、まずは「ストラスブール大聖堂」をめがければ間違いない。

この大聖堂は「とにかくデカい」。マルセイユ大聖堂のような神秘的というより、ゴシック様式の荘厳な大聖堂だ。(本当は大部分はロマネスク様式というが、一般的にゴシック様式に分類されるようだ)

街を抜けるといきなり聖堂がある。

ドーーーン

マルセイユ聖堂の優美さとは違って、ストラスブール聖堂の周りにはガーゴイルなどの物々しい生き物が佇み、威厳を感じる。かっちょいい。

私たちは運よくお昼で、金が鳴る瞬間を聞くことができた。ゴーン、ゴーンと鳴り響く空間。マジで異世界に来た感がハンパない。

ストラスブールに来たら、嫌でもこの大聖堂を通ることになるだろうから、ぜひゆっくり堪能してみよう。もちろん見学(有料)もできる。

 

フランスは〜パン天国❤️

アルザスといえば、アルザス陶器。このツヤツヤしたポップな色と白の模様が特徴の可愛い陶器。特にクグロフの型がそそられる。

街ブラしていると、ひときわお客さんの並ぶショップがあった!

うぉぉぉおおお、ここは、やばい・・・

ふわあああぁああぁ、このカリッと焼けたパンに全身を委ねたい・・・

我慢できず、クグロフ(小)を購入。

パクっ!おっ!?

これは、イメージと違うぞ。

クグロフは、ケーキみたいなスポンジをイメージしていたが、本場のクグロフは、「パン」だ!硬めのレーズンパンみたいな。これはお菓子じゃなくて朝食だな。

フレンチコーヒーに合いそうなクグロフで幸せになった❤️

 

スイーツと、可愛いもの天国なアルザス

パン屋以外にもそそられるお店があり・・・というかパン屋とケーキ屋が一緒になっているところが多い。まぁ、いずれにせよ、たまらんわな・・・

そして街並みも可愛すぎる。アリスになったみたい☆

日本のように川下りもある。転覆しそうなくらい、お客さんが乗っている。

歩き疲れたので私たちは、またモダンなカフェへ入った。せっかく海外に来たなら、コテコテの伝統的なカフェに行けばいいと思うかもしれないが、2年近く夫婦でヨーロッパに住んでいる友達は、「日本にいた時のように、たわいもない話を友達としたい」という需要があり、モダンさを求めていたのだ。

友達は、ドイツに住んでいながら、日本の経済ニュースをチェックしていたりと、日本に住んでいる私より日本の動向を捉えていた。それ、ちょっとわかる。日本にいたら嫌でも日本の情報が入って来て、自分から収集しなくなるけど、ちょっと離れると興味が出てくるし、冷静に情報を処理できるのよね。

 

私たちは、本当にたわいもない・・・にしてはちょっと重めな話をした。

友達「今、どういう仕事しているの?」

私「フリーライターとかしてるよ。今の仕事はすごく楽しいけど、自分が子供の頃になりたかった大人とは真反対を行っていて、時々”この道でいいのか?”と不安になるよ」

友達「今の自分は過去の自分の積み上げだから、今の自分の選択を信じればいいと思うよ。私はあなたの選択は面白いと思うよ」

私「ありがとう!自信持ってがんばるよ!」

久々に友達と真面目な話をすると、照れ臭いけど率直な意見が聞けてタメになる。学生時代の友達はストレートに物を言ってくれるから、これからも大事にしていきたい。

明日はコルマールへ

アルザスの玄関口、ストラスブールを堪能した4日目。明日は電車に乗って「超かわいすぎる街、コルマール」へ向かう。「ここ、本当に街?ハウステンボスとかでは?」と言いたくなる、レジャーランド感のあるコルマールを探求して行く。

 

 

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。