20歳のとき、女一人でアメリカ大陸横断しました。③シアトル出発!初のアムトラックへ

      2017/11/28

こんにちは、Kayoです!

私は20歳でアメリカ留学している時、夏休みに電車で大陸を横断しました。横断といえどアメリカは日本の数十倍に大きく、移動距離も12,000kmという超長距離移動。

そんなガチ大陸移動を1人でやってみてよかったこと、大変だったこと、そしてこれから挑戦しようという方々に向けてブログを書いています。更新はぼちぼちになりますが、ご参考になれば、ぜひ。

さて、きっかけ編準備編と続いた当シリーズ、今回はいよいよシアトルを出発してまずはサンフランシスコに行きます!初っ端から22時間の大移動に、旅初心者だった私は耐えられたのでしょうか!?

 

 

20歳のとき、女一人でアメリカ大陸横断しました。③シアトル出発!初のアムトラックへ

 

出発当日

さて、いよいよ出発だ。今日はシアトルを朝9時に出発する電車に乗る予定だ。持ち物は揃えたし、あとはいつも通りバスに乗ってシアトルダウンタウンに行こう。朝7時30分に家を出てバス停に着いた。バス停の時刻表は7時33分、うん、そろそろバスが来るかな・・・

 

10分待つ・・・こない。

 

20分待つ・・・こない。

 

 

30分待つ・・・やっときた。

 

 

時計は8時を回っている。おいおい、これからダウンタウンに行ってさらに地下バスで電車の駅行きのバスに乗り換えても、間に合わないんじゃないか??アメリカのバスはいつも遅れるけど、30分は遅れすぎだろ、日曜日だからかな?ってか、アムトラックは一日に一便だから乗り遅れたらマジでシャレにならないぞ。

 

徐々に私の鼓動が早くなる。しかも途中で渋滞につかまり、ようやくシアトルダウンタウンに着いたのは8時30分。ムムム、、、だめだ、地下バスも遅れる可能性があるから、1.5km走ろう

 

私は2週間分の荷物が入ったボストンバッグを両手で持ち、シアトルのダウンタウンを駆け巡った

・・・

やばい、きつい・・・。

 

アメリカに来て3ヶ月、すでに5kgの脂肪を増やした私にこのランニングは苦行すぎる・・・そう思いながらふと後ろを振り返ると、いい感じに駅方面に向かうバスが来た!私は手を挙げてバスを停めた!

お〜〜〜い!

運よくバスは止まってくれたので私は飛び乗った!そしてバスは駅方面に向かっていく・・・が・・・げっ!このバスは駅には停まらないバスということが判明!

 

やばいやばい、駅を通過しちゃうよと思った私は運転席に行って、「駅で降ろしてください。」と言った。すると運転手は「そこはバス停じゃないから停まらないよ。」と言った。

 

ゲゲゲ、当たり前だがバス停以外でバスは停まってくれない。しかしここで引き下がっては電車に乗り遅れる。私は運転手に見えるようにAMTRAKのチケットを掲げ、「お願い!この電車に乗らないと私は何もかも失うの!!」と訴えた!すると運転手は困り顔で、「わ、わかった、ただし今回だけな。」と言って駅の前で降ろしてもらった。

 

 

ほ〜〜っ。

 

 

よかったぁ、、、こんなこと、日本ではルール違反だけど海外では「言ってみれば意外といけること」がたくさんある。海外でピンチに陥ったらとりあえず誰かに助けを請うてみよう。

 

 

 出発5分前に駅へ着く!

バスの運転手さんから降ろしてもらったところからはダッシュでAMTRAKの乗り場に行った。乗り場には改札も何もなく、ホームまで走った。すると!もう電車は来ているではないか!みんな大きめの荷物を持って乗り込んでいる最中だった。ああ〜、間に合ってよかったぁ・・・

AMTRAKの乗り降り時は入口でチケットを確認してもらえる。今回私はエコノミークラスの”Coach”という車両だった。Coachクラスの席は飛行機より少し広いくらいで、リクライニングが結構倒せて快適だった。何より隣にまだ人がいなかったのがラッキーだった。

 

AMTRAKは定刻通りに出発した。まずは隣のオレゴン州にあるポートランドへ向かって走って行った。ガタンガタン・・・。さて、電車が動き出し、外の風景を楽しむでもなく私はさっそく食堂へ行った。食堂といっても、AMTRAKの食堂車では好きなときに食事が注文できるわけではなく、1等級の客がディナーを食べる場所になるくらいだ。

 

だから夜ご飯と朝ごはんの時間以外は食堂車は使われないため、自由に解放されている。食堂はCoachの座席より断然広々していて快適だから私はここに居座ることにした。私はPCを開け、ミクシィ(当時流行っていたSNS)を開こうとした。実はAMTRAKはWi-Fiが繋がるのでPC操作ができる。もとい、当時はスマホなんてなかったから、インターネットを使うならPC+Wi-Fiという手段しかなかった。だから今回私は重いVAIOを必死の思いで持って来たのだ・・・しかし・・・

 

あれ?Wi-Fiが、

繋がらない。

 

あれぇ?おかしいなぁ・・・と思っていると車内アナウンスが流れてきた。

アナウンス「Ladies and gentlemen, welcome on board AMTRAK…  Today, our Wi-Fi is broken. We are sorry for that…  Thank you.」

 

 

・・・

Wi-Fi is broken

 

 

 

 

・・・

Wi-Fi is broken

 

 

 

 

・・・・・

Wi-Fi壊れてるって・・・

 

 

 

残念orz

 

 

ということでAMTRAKに乗って早々、私の電車旅の計画は大幅に狂った。今回のアメリカ横断で車内で過ごす時間は計120時間。果てしなく長い旅だがネット検索でもしていれば時間が潰せると思った。それなのに、Wi-Fiが使えないとは・・・ということで私は窓の風景をひたすら楽しむしかなくなった。

 

 

 

モンモンモン(不満)・・・

 

 

 

さて、いつまでもショックを受けていても仕方がない。気を取り直そう。アムトラックからボーーッと外を見るのもこれはこれで面白いじゃないか。日本では見られない風景が目に飛び込んでくるぞ。

 

途中、かっこいい山が見えた。マウントレーニアではないと思うが、いい感じに雪が被っている。

とにかく電車の中から観れたのは大自然であったり、あとはひたすら農場風景だった。というのもワシントン州南部からオレゴン州にかけてはとにかく田舎で、果てしない農場しかないのだ。こんな風景が3時間以上続くのだ。(いいか?もう一度言うが、今みたいにスマホをいじることもない時代だ。本もなければ景色を楽しむしかないだろう?

小麦畑や牧場の風景が3時間も続くことで私は飽きそうだったが、以外にも感動的だった。というのも「すげぇ、規模が違う」って感じなのだ。農場が100km以上にわたって続くとか、日本ではありえない。こんな風景を見ていると、そりゃあ、日本国内で食物を生産するよりアメリカの大規模農園で生産した食物の方が圧倒的に単価は安いわな、と思った。とにかく果てしなく広かった。

 

 

ポートランドで一休み

そうやってデカすぎる農場に感動している間にあっという間に4時間が経ち、”ポートランド”に着いた。ここポートランドでは15分の休憩ができるらしいということで、私は外の空気を吸いに行った。

・・・地図を見れば4時間の移動なんて、全行程120時間のうちの何%だよ・・・果てしない・・・。

ポートランドの駅に出た。ポートランドがあるオレゴン州は消費税が0%のため、よくブランド好きの友達が買い物のためにポートランドに行っていた。アメリカは州によって税率が違うというのも面白い。そうそう、アメリカは州によって法律も違うのだ。いずれにせよ15分の休憩を終え、私はまた電車に戻った。お腹が減ったので家から持ってきたりんごを頬張った。

 

 

ポートランドからサンフランシスコ行きの列車で夜を明かす

電車が動き出すと、ポートランドから乗った乗客がわらわらと私たちのcabin(車両)にやって来た。このAMTRAKを利用する乗客は圧倒的に白人の方が多い。家族連れや老夫婦、1人で実家帰省しているような若い人などいろんな人がいる。そうやって乗客を眺めていると、おっ、また誰かやって来た

うわ〜〜〜、デカい女性だなぁ

 

そこにはアメリカでしか見られないほどの巨漢女性がいた。体重はゆうに150kgは超えている。アメリカに来てからというもの、ここでは規格外のデブを散見する。日本人は骨格上あれほどデブにはなれない気がする。デブデブ言って申し訳ないが、とにかくすごい。

 

すると、「わ〜、デブだなぁ」と思って見ていた女性がいきなりこっちを見て、目が合った!そして、彼女がニヤッとした!ゲッ!・・・・・・・そして彼女は私の席まで来て、「隣だわ、よろしくね。」と言った・・・・。なんという、このデブが私の隣だったのか・・・。AMTRAKの席は全席指定席であり、どんな人と隣になるかは運任せである。

 

彼女と一通り挨拶を交わし、彼女が隣の席に座る。ああ・・・やっぱり・・・・はみ出てくる。彼女の太ももや肘のお肉が私を攻めてくる。キュ、きゅうくつ・・・アメリカではあるあるだが、これから18時間彼女と一緒かと思うと不運に思えてきた・・・・私はしばらく心を無にした。

 

 

女1人アメリカ横断紀行③まとめ

と、いうことで無事にシアトルを出発できたアムトラックでアメリカ横断物語。ここからはサンフランシスコまでノンストップの18時間移動ですが私は耐えられるのでしょうか!?次回へつづく・・・

次回:20歳のとき、女一人でアメリカ大陸横断しました。④22時間の乗車を終えてサンフランシスコへ(執筆中)

 

 

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bonkayo

とにかく自由が好きな20代♀。現在は旅しながらフリーランスで生きている。執筆ジャンルは海外、独立、メンタル、グルメ。

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