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「こんな航空券予約サイトはやめよう」高額チケットを買わないために〜

こんにちは!Kayoです。今日は関西空港から福岡空港に飛びました。月に1回帰省するのでいつものこの経路を使っています。毎月飛行機にのると「お金がかかりそう」ですが、だいたいいつも往復12,000円くらいです。

 

国内でもLCCの発達はめざましくて、どんどん航空券は安くなっています。とはいえ実は「航空券を買うサイト」によってその価格は変わってくるんですよね。それにサイトによっては「最適な航空券を見つけられない」という、すっごく使いにくいサイトもあるんです。

今日は「使わないほうがいい航空券予約サイト」の見極め方と、「オススメの航空券の予約方法」をお伝えします。年に50回飛行機に乗る旅人の知恵なんで、読む価値ありますよ、きっと。

 

「こんな航空券予約サイトはやめよう」高額チケットを買わないために〜

こんなサイトはやめよう①お問い合わせをさせる時代遅れのサイト

まず大前提として、航空券は買うタイミングによって値段が大幅に変わります。私たちが普段スーパーで買うバナナとか、「さっきは100円だったけど、1時間後には300円!」となることはありませんよね。しかし航空券市場は一瞬にして「10万円値上がりした」という現象があるのです。

 

同じ関西〜パリ往復航空券でも、日によって全然値段が違う。(日付の下の数字が航空券価格。3日とか39万円w)

 

ということは、航空券を検索して安い航空券を見つけたら「すぐに買わないと」また値上がりしてしまいます。それなのに日本の航空券予約サイトには未だに「検索して、席があるか問い合わせをして、メールで返事が返って来る」という、ゆったりした流れのサイトがあります。

 

はっきり言って、問い合わせとかしている間に航空券は値上がりしていますし、それになぜか「問い合わせ料」と言って手数料も、ちゃっかりとっていきます。この方法はまだ今みたいに「航空券の価格が変動しにくい」時代に、かつ「飛行機に慣れていない人の不安を解消する」という意味でエージェントを挟んでいたのですが、もうそれは時代遅れですよね。

 

こんな会社が未だ存命していることが嘆かわしいですが(言い過ぎ?)、とにかくこんなサイトを使ってもあなたに一銭の得にもなりませんから、使わないでおきましょう。

 

 

こんなサイトはやめよう②「値上がりした!」と嘘をつくサイト

次に、信じられませんが航空券予約サイトには「嘘をつく」ところがあります。犯罪では?今や航空券予約サイトはレッドオーシャン。次々に新しいサイトができているため、消費者が「いいサイトか」を自分で判断する必要が出てきました。加えて海外のサイトも使えるようになり、ますます「どれがいいサイトか」がわからなくなってきました。

 

そんな航空券予約サイト乱立時代には残念ながら「手数料をだまし取る」会社も存在します。先ほど紹介した会社はべつに「だまし」てはいませんが、今回は「詐欺」サイトです。その特徴は、「航空券検索→値段表示→予約手続き→『おっと!ただいまあなたの航空券は値上がりしました!』→値上がりした価格で購入」です。

 

どこで騙しているかというと、「今、航空券が値上がりした」と、あたかも航空券市場のリアルな価格が値上がりしたように見せかけ、実はただ単にサイトが手数料を上乗せしただけなんです。試しにそのサイトで何度も「検索→予約→手続き」をしてみると、毎回「おっと!ただいま値上がりした!」というはずです。そんな倫理観のないサイトに騙されないでください。

美女に騙されるのはある程度しかたありません。

 

 

こんなサイトはやめよう③単純に手数料が高いサイト

あなたがスーパーでバナナを買うときに「100円」だとして、それと全く同じバナナがコンビニで「200円」で売られていても、別に文句は言いませんよね。「まぁ、コンビニだし、高いよね。」で流せると思います。日本は(というか世界のほとんどは)自由経済ですので、たとえ同じ商品でも価格は自由につけていいのです。

 

それは航空券も同じ。Aのサイトでは「12,000円」で売っている航空券を、Bのサイトでは「14,000円」で売ってもいいわけです。

予約サイトによって値段はバラバラ。

 

じゃぁ、同じ航空券なのにわざわざ高いBのサイトで買う人はいるのでしょうか?もちろんいます。それは①Bのサイトが好きだったり、サービスにキラリと光るものがあるからというポジティブな理由と、②ただ単に、安いAのサイトを知らないからというものです。

 

そして「航空券予約サイトにサービスなんて期待していない。安いほうがいいに決まっている。」という人が大勢いるにも関わらず、残念ながら②「安いサイトを知らない」という理由で手数料を多く払っている人が実はたくさんいるのです。

 

それでは安いサイトを知るにはどうしたらいいでしょうか?ここで「航空券比較サイト」が役立ちます。よくテレビで「ホテル比較サイト」の CMが流れていますよね。あれの航空券バージョンだと思ってください。

 

航空券比較サイトとは

「航空券比較サイト」とは、先ほどまで話してきた「航空券予約サイト」の一段上の階層にあるサイトです。つまり、航空券予約サイトをまとめて比較するサイトです。つまり比較サイトで航空券を検索するだけで、「Aサイトで買うと12,000円、Bサイトで買うと14,000円ですよ」というのを一覧で教えてくれるのです。

↓さっきのこーゆーのね。(Skyscannerより)

 

それに、「サイト同士の比較」だけでなく、航空券そのものの比較もしてくれます。航空券比較サイトはかなり優秀なプログラマーによって作られているので、そういうことも一括でできちゃうんです。

同じ日付、同じ行き先でもどの航空会社を使うかによって値段が変わる。

 

 

航空券比較サイトのもうけの仕組み

「じゃ、ちょっと待って。さっきまでの予約サイトは手数料を取って儲けていたよね?じゃ、比較サイトはどうやって儲けるの?比較するための手数料を取るの?」という疑問を抱いた方はスルドイ!実は比較サイトは基本的に手数料は取りません。しかし「広告」とか「航空券予約サイト」から収益を得ているので、消費者からは手数料を取らないのです。

 

こう考えると、航空券比較サイトを使ったほうが、安い航空券が一度に検索できて1石2鳥ですよね。それに「比較サイトを使うのって、めんどくさそう」という不安も大丈夫。だって、「広告」とかからお金をもらっているサイトってことは、ある程度レベルの高いWEBサイトのはずです。使い勝手も悪いものは少ないです。

 

航空券比較サイトの選び方

ちょっと話が脱線していますが、「そうなると、航空券比較サイトも複数あるけどどれで選んだらいいの?」となりますが、それは「使い勝手がいいか」です。検索してみて「自分にあった航空券をきちんと表示してくれるか」で選ぶといいと思います。私が今のところオススメしているのは、Skyscanner(スカイスキャナー)です。Skyscannerだと選択肢が多すぎて難しいという人はExpedia(エクスペディア)がいいと思います。

 

先ほど「今のところのおすすめ」という表現をしましたが、航空券比較サイトは日々改良を重ねていっています。他のサイトが急に使いやすくなることもあるし、逆に「改良を重ねすぎてなんだか使いにくくなった・・・」というのも。Kayak.co.jpなんかは昔は多用していましたが、今はちょっと私には合いません。ですので数年単位で比較サイトも比較していくといいですよ。

 

<Skyscasnner ホームページイメージ>

 

<Expedia ホームページイメージ>

 

こんな航空券予約サイトはやめよう、まとめ

いかがでしたか?今回は「オススメしない航空券予約サイト」と、「オススメの航空券予約方法」をお伝えしてきました。全く同じ航空券でも、どのサイトで買うかによって全く変わるのが航空市場。賢く選択したぶん、旅の費用に当てられると嬉しいですね♪

今後も旅に役立つ情報をアップしていきますので、応援よろしくお願いします^^

 

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bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。