こんにちは、Kayoです。 私はこれまで5カ所の飲食店で勤務し、さまざまなお客さまを見てきました。店員のモットーは「お客さまは平等に・・・」ですが、そこは人間。どうしても色々考えてしまうものです。 「あー、この人立居ふるまいがステキだなー」とか、「あー、この人こういう店に慣れていないんだろうなー。空回りしてるよなー」とか(笑)店員はアンテナビンビンでお客さまを観察しているから、勤務中そういう余計なことも考えまくりなんですよ(笑)
んで、よく思うのが、「”かっこいい客”と”そうでない客”の差が激しい」ってトコ。でも、”かっこいい客”になるポイントって、実はシンプル。それなのに・・・ふるまい方を知っていると知っていないだけの差でかなり印象が変わる。 もったいない・・・っちゅーことで、教えます!!題して、
女性店員が一目惚れする、かっこいい男性客のシンプルなポイント!!
今回の主役:アナタ
プロフィール:20,30代男性。 最近:「そろそろ女性といい店で食事したい」と思ってきた。 性格:お人よし。 今回の意気込み:彼女とイイ店に行って、ちょっとスマートな対応を見せたい。
予約
イイ店は予約ありき
まずは店の予約。そもそもお店を予約せずに行く人がいますが、それはタブー。 予約しないと「満席で入れない」リスクはもちろん、店員から「立ち寄り客」とみなされ、満足に相手にしてもらえない可能性があります。
店員に悪意があるわけではない
店員は開店前に必ず当日の予約を見ます。そして一組一組の名前を見ながら想像します。「このお客さんは若いカップルか・・じゃ、席はカウンターにして・・・」って。だから、予約客には知らずと思いがこもっているのです。 とうことは接客中も必然的に予約客に意識がいきやすい。ですので、お店を決めたら予約を入れて、先に店側に印象をつけましょう。席だけでもいいので。
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入店
<青山 シェピエール>
来店当日
さぁ、ちゃんと予約できて、当日になりました!最寄りの駅で彼女と待ち合わせをして、予約の±10分で入店します。それ以上遅れる時は電話を一本入れましょう。逆に早く来た時は、「早いけど大丈夫?」と店員に声をかければ、店側とのアイスブレイクができます。店員も人間なんで、アイスブレイクするだけでグッと親しみが湧いて、施してくれるサービスがよくなります。
着席
次に席に案内されますが・・・ここがポイント!必ず女性を上座に座らせてください!女性は男性から奥の席をススめてもらうと、大事にされている気がして、嬉しくなります。これはほとんどの客ができていることなので、逆にできていないと目立っちゃいますよ。
お酒えらび
さてさて着席したアナタは、まず飲み物を選びます。何を飲むか?「何を飲んでもOK!」ビール?シャンパン?(スパークリングワイン?)なんでもいいですよ。決めたら店員を呼びましょう。
店員の呼び方もマナーがあるの!?
よく言う”アイコンタクト”で呼びます。メニューが決まったら、パッと顔を上げます。それだけで感度のいい店員ならすぐに駆けつけてきます。が。感度の悪い店員だったら(笑)手を振りましょう。間違っても大声で「すみません」は言わないように。店全体の雰囲気が悪くなります。
参考(執筆中)
「シャンパンください」はかっこ悪いからやめておけ。スパークリングワインとの違い
料理えらび
さて、先ほど頼んだお酒が運ばれてきました。「お疲れ~」と言いながら乾杯して、まずは一口飲みましょう。そして料理えらび、今日のキモです。実はこの料理の選び方で、「男性の器・人となり」が見えてしまいます。
料理選びで「やってはいけない」2つのコト
①女性に丸投げする
アナタは優しさのつもりで女性に選択権を与えたのでしょうが、丸投げされると女性は「えっ、自分で選んだオススメの店では??・・・食事に興味ないんなら、何に興味があるの??一緒に食べてもつまらなさそうだなぁ」とテンション下がります。
②時間をかけすぎる
おいしそうなメニューをじっくり選びたい気持ちは分かりますが、即断即決できない男は、それだけで頼りがいがなく見えがちです。 「だいじょうぶ。また来ればいいから」という余裕な態度で、ちゃっちゃと決めましょう。
とは言え、 「高級店のメニューなんか、なんて書いてあるかわかんねーーー!!」
<高級店のメニューイメージ>
はい、ここでオススメする料理の選びかたが、 とにかく店員に聞く コト。もうね、ちゃっちゃと聞きましょう。恥ずかしくないです、むしろ潔いい。ということで店員を呼びます。そして、こう聞く。
店員へのオススメの聞き方
「今日、おすすめって、ありますか??」 こう聞くと、店員は一通り喋ってくれます。そしてその中で引っかかったワードを言えばいいんです。例えば店員が「今日のおすすめは、朝どれ鎌倉野菜のテリーヌ。魚は長崎県産真鯛のムニエルに、肉は下田産真鴨のロースト・・・・・」と言っている時に、「あっ!カモ!おいしそう!」と言えば、そこでもうメインの決定です。
あとはそれに合わせて前菜・魚・シメ等々店員と彼女と3人で相談しながら決めます。 「えっ、そんなちゃっちゃと決めていいの?彼女も色々見て考えたいんじゃないの??」 という意見がありそうですが、女性は初めてのお店では「男性にお任せしたい」もの。
食事中のテーブルマナー
さて、鬼門の料理注文が終わりました。ホッと胸をなでおろしていると料理がやってきました!このときぜひ料理を見て「おいしそう!」って一回言ってください。場全体の空気がよくなるので!
テーブルマナー
そして食事がはじまります、が・・・ここで、ゆううつなテーブルマナーです・・・
が、正直テーブルマナーとか、あんまり気にせんでいいです(笑)
いや、これね、男性なんだから、ちょっと雑でもいいのよ。むしろ上品すぎると、連れの女性が緊張しちゃうから。だから食べるときは「とにかくおいしそうに」食べましょう。おいしそうに食事している男性って、実は母性本能くすぐりまくりで、女性的にチョーヤバイです。 もちろん、”最低限”のマナーは押さえてね↓
いいですかね?(笑) 全体の食事の時間は1時間半~2時間が目安かな。 食事とお話をめいっぱい楽しみましょう。
会計
さあ、楽しい食事も終わり、いよいよ大詰め!ここで”スマート会計”のお時間。
支払い方
まず、会計は基本的にテーブル会計。店員を呼び、「ごちそうさまでした」と言います。店員が持ってきた伝票を一瞬だけ確認し、カードを渡しましょう。領収書は断ります。支払いはカードの方がサッと出せてしまえるので、よりスマートに見えます。
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女性への対応
会計のとき、女性が「いくらでした?」と聞いてきますが、今回はあなたがごちそうするつもりだったはずなので「だいじょうぶ。おいしかったね。行こっか。」とだけ言ってスッと立ちましょう。行動のテンポが大事。
退店
お店を出るとき
レストランでの楽しいひと時も終わり、いよいよ店を出ます。見送りの店員について行き、出口まで向かいます。この時にちょっとキッチンを覗いて「ごちそうさま」と言えば、パーフェクト対応。彼女からも「礼儀正しい人だな」と思われて好印象です!!
二軒目は?
さぁ店を出ました。まだ夜遅くなければ、近くのバーに行くのもいいですね。バーは事前に調べておきましょうね。くれぐれも検索に時間をかけないようにね。今日は一件で終えるのも全然アリですよ。そのときは彼女を駅まで送ってやりましょうね。
お疲れさまです!
さあ、いかがでしたでしたか?できそうですか? 今回は簡単なコトばかり書いたつもりですが、一度に全てをやる必要はなくって、一つずつでいいから体得していきましょうね。
男性にとっては、レストランでのふるまい方を勉強するとか「なんで俺たちがお金出すのに、そんな面倒くさいことをしなくちゃいけないんだ!」と思うでしょうが、本当に「レストランでかっこいい人」は、女性から見てすっっっごくポイント高いので同じ値段かけて食事に行くならやりましょうよ!
チャンスは自分で掴むんだ!!