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3度目の高知!1泊2日で仁淀川も四万十川も巡っちゃうぞ(高知空港→中土佐町)

こんにちは!Kayoです。今回は、3度目の高知!1泊2日旅に行ってきました!妊娠8ヶ月での1泊旅はなかなか弾丸だった笑 それでもめいっぱい自然と食と時間を楽しんだのでレポしていくよ!

3度目の高知!1泊2日で仁淀川も四万十川も巡っちゃうぞ(高知空港→中土佐町)

3度目の高知。その魅力とは?

人生で3度目の高知。2016年、2018年、2021年とわざわざ飛行機に乗って定期的に来たいと思わせる、その魅力は何だろう?最初の高知は3週間一人で暮らした”お試し移住”。

【高知】幸福度ランキング最下位?ハァ!?高知は最高に魅力的だ、いっぺん行ってみればわかる

2度目はまた同じお家で5日間暮らした。

【高知】日本一の水質・清流仁淀川を堪能してきたよ!

高知の魅力・・・それはもちろん”自然”が最初に浮かぶ。でも、何だろう、すごく”ホッとする”、素朴で、人の温かみのある県なのだ。お店に行っても、知らない人である私に話しかけてくれたり、道を譲ってくれたり・・・。都会でちょっと擦れた心に(勝手に擦れてるだけかもしれないが)、じんわり染み込んで来るのが高知なのだ。

 

というわけで、ここからは2021年高知旅レポ〜!

1泊2日の高知旅行、おすすめルートは?

高知はレンタカー必須!

高知は山が多い。だから軽自動車より乗用車がいい。ただし大きい乗用車は、狭い高知の山道を通るのに非常に使い勝手が悪い。まるで極細のレインボーロードをクッパで走るようだ。いつ滑落しても不思議ではない。ということで、コンパクトカーがおすすめだ。

今回私たちは運よく?アウトランダーというビッグ車に当たったが、山間で離合するときに毎度ハラハラだった。命が惜しければコンパクトカーにしよう。

 

1泊2日なら仁淀川巡りがおすすめ

高知には有名で美しすぎる川が2つもある。一つは日本一の水質に何度も輝いた「仁淀川(によどがわ)」、そしてもう一つは広大な「四万十川(しまんとがわ)」だ。高知は思った以上に広く、四万十川は九州の近くにあり、徳島方面にある空港からは超絶遠い。1泊で四万十川まで行こうとすると、数百キロをぶっ飛ばすことになるのでおすすめしない。1泊なら仁淀川にしよう。

とはいえ実は、1泊で行ける場所に四万十川の源流点がある。その場所は「中土佐町(なかとさちょう)」。空港から1時間半で行ける町だ。中土佐町なら四万十の源流と、仁淀川を両方楽しむことができる。おまけに今回私たちは「四万十源流の里」という山の中のバンガローを予約し、朝も昼も夜も自然を満喫した。

公式HP:https://www.natureresort.jp/shimanto

泊まったのは本当にバンガロー。夏は虫が多いかも?ってくらい自然の中にある、ほぼキャンプ場だ。夏には釣りもできる。BBQも。自然遊びをしたい人にもってこいだ。

 

海を見ながらカツオの町・中土佐町へ

中土佐町は「1泊2日で海も川も山も見たい!」という人にピッタリの町だ。おまけにカツオ料理が有名で、至る所でカツオが味わえる。

桂浜に寄ることができる

空港から海岸沿いを走っていくと、すぐに「桂浜(かつらはま)」へ出ることができる。桂浜といえば高知一番の観光地。これまで2度高知へ行ったものの、「有名な観光地ほど人が多いだけで大した事はない」という理論の下、寄りつこうともしなかった。

今回時間があったため寄ってみたのだが、これが「意外と壮観だった!」

どうですか!?このきらめくビーチに明るい青!雲と光とブルーのコントラストが私たちの全てを包んでくれるようじゃないか!

砂浜もめっちゃ綺麗。波は高いから泳げない。そのぶん高い波が近くまで打ち付ける迫力と音も圧巻だ。

ハァ〜、美しすぎるこのターコイズブルー・・・。デートにピッタリな場所である。空港からも近いし、初の高知旅行で寄らない手はないぞ。

 

中土佐町の久礼大正市場で”藁焼き”カツオのたたきを堪能

桂浜を楽しんだら、お昼ご飯を目指して中土佐町の”久礼(くれ)”へ行こう。久礼大正市場へ行けばとりあえずカツオにありつける。正直なところ、この市場へ行かずとも、周辺の料理屋さんで美味しいカツオが食べられると思った。だから時間がない人は中土佐町の美味しいお店でカツオを頂こう。

私は市場の中のお店で「カツオのたたき丼」と「藁焼き(わらやき)カツオのたたき定食」を食べた。藁焼きの方が150円ほど高く、「味って、違うのかな〜〜??」と食べてみたら、全然違った!

”藁焼き”カツオのたたき、ウメェ

藁焼きと、そうではないカツオのタタキは、味が全く違うのだ。もちろん、藁焼きじゃない方が好きな人もいると思う。ただ私たちは圧倒的に”藁焼き派”だった。これから”藁焼き”とそうではないタタキがあるのなら、間違いなく前者を選ぶ。

 

緑に包まれたいなら仁淀川の渓谷へ

一口に「自然を堪能したい!」と言っても、緑が見たいのか、海で泳ぎたいのか、絶景を見たいのか、色んなパターンがある。高知でまずおすすめしたいのは、「深い緑と青!」。高知は仁淀川(によどがわ)とそれを囲む森のコントラストが、ただただ綺麗なのだ。

仁淀川おすすめスポットは以下の3つ。行きやすさから選んでみよう♬

・にこ淵

・中津渓谷(少し歩く)

・安居渓谷(少し歩く)

私たちは中土佐から近い、中津渓谷へ行ってきた。2回目だったけど、「ここに無料で入れるって、すごいよね」という森林感たっぷり、だけども歩きやすい整備された渓谷で、ゆっくり楽しめた♬

  

渓谷に行った後は、「池川茶園」で煎茶ソフトとほうじ茶を楽しむのがマイルート・・・

出典:Google maps

2〜3月なら雪割(ゆきわり)桜へ

中土佐町へ行く途中の須崎(すさき)町には早咲き桜である雪割桜がみられる。毎年2月中旬から3月中旬まで、山の中に臨時駐車場やで店を設けて開催しているのだ。

出典:Manabi Japan

須崎町は空港から遠くないので、立ち寄りも簡単だ。今年はコロナの影響でイベントが開催されずに行けなかったけども、ぜひこの時期に高知へ行く人は訪れてほしい。

 

遠くない!広い大地が見たいなら四国カルストへ!

中土佐町から北へ1時間行くと「四国カルスト」が見れる。カルストとは、百聞は一見に如かずだから画像と説明するとこんな感じ。

出典:BikeJin

広い大地!!日によっては牛の放牧も見られる。他の山の稜線も見えるこの開放的な空間でアイスクリームを食べながらドライブしたらどんなに気持ちいいだろう。

私は2回行ったが、天気のいい時は上のような感じ。今回は冬〜春の曇りだったから下のような感じ。

大地が広い!

 

雲の上の街・梼原(ゆすはら)で芸術的な図書館とフレンチを堪能

四国カルストからほど近い、最高標高1455mの梼原町(ゆすはら)にも立ち寄ってきた。ここは山の中のポツンと街であるにかかわらず、なぜか市役所や図書館がめっちゃオシャレなのだ。

手がけたのは日本を代表する建築家、隈研吾(クマ・ケンゴ)さん。木を使った遊びのあるデザインが特徴だ。図書館は「ここは何階?」というような迷宮感のある作りで、壁を感じない開放感のある空間だ。

この図書館は本だけでなく、会議室では”粘土で作る食パン”のような子供用イベントもやっていた。わずか人口3,000人強の梼原町に、おそらく町外の親子連れがたくさん来ていた。麓のスーパーまで車で1時間の、この街に人が集まるのは魅力があるからに他ならない。

地元野菜をふんだんに使ったフレンチD’aPan屋(だっぱんや)へ

梼原町からさらに15分ほど山奥へ行くと、驚くようなところにフレンチレストランがある。

店内はこじんまりしており、いい焼き色のパンが食欲をそそる。ここは地元有機野菜とキジ肉を使ったフレンチが楽しめる、ファインレストランだ。テーブル数が少ないので事前に連絡しておくことをおすすめする。

地元有機野菜を使ったフレンチなのにリーズナブルで、ランチ1,000円から。量は多くないので、女性や子供でも最後まで楽しむことができる。

公式HP:https://www.facebook.com/dappanya/

 

まとめ

今回は高知空港から中土佐町を中心に自然を楽しんだ。3月の、雨が降った次の日だったが川も綺麗で自然を満喫できた。一点、コロナで雪割桜が見れなかったのと、四国カルストが通行止めになっていて、奥まで行けなかったことが心残り。

とはいえ、四万十源流の里でバンガローに泊まれたし、相変わらず美しい渓谷も見れた。おまけに雲の上の街で地元有機野菜のフレンチも楽しめたとなっては、妊娠8ヶ月の旅としては上出来すぎる。

また行きたい高知。むしろ住みたい高知。今度は、3人でいけたらいいなぁ。

 

コラム:妊娠後期の旅行のポイント。腰痛対策!

ある程度予期していたが、妊娠後期での旅行は「思った以上に腰が痛い」。飛行機→自動車と5時間乗れば、もう歩けなくなってしまった。ここではお腹が大きくなってからの旅のコツ(腰痛対策)をお伝えする。

飛行機ではなるべくソワソワする

今回、帰りの飛行機を降りた後、腰が痛すぎて手すりに掴まりながら歩いた。後日対処法を医師に聞いたところ、「座り方にアドバイスはないけど、飛行機内でも体を動かすようにしてね〜」とのこと。座り方にアドバイスないんかい!!笑

妊娠中の飛行機は通路側に座り、途中でトイレに行ったり、お尻フミフミ(お尻歩きの歩かないバージョン)しながら、股関節周りをほぐすようにしよう。今度妊娠9ヶ月で実家に帰るから、実践してみるぜよ。

 

レンタカーではお尻にクッションを

自家用車に乗るときは、後部座席が楽。横になれるし、動けるし。とはいえナビをしないといけない時は、クッションを持って行こう。クッションをお尻に敷くことで、腰が埋もれて沈むのを防ぐ。車のシートは腰が深い作りになっていることが多く、マジで妊婦には辛いのだ。だからお尻の後ろの方をクッションの上に載せよう。

参考:

妊娠中の旅はもちろん「無理はしない」こと!それと母子手帳も持って行こうね。妊婦さんでもリフレッシュは大事だから、できる範囲でアクティブに過ごそう。お腹の赤ちゃんも、お母さんが楽しんでいると元気になりますよ^^

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。