さて、夏の石垣旅。2日目はシュノーケリングで美人な魚を見に行く、ってわけだ。
1日目:
シュノーケリングは、初めて。それにマンタに会えるかもなポイントには船で行くので、ツアーを申し込んだ。
少々値は張るが、マンタが見えるところには自力で行けないのだ。シュノーケルやフィンなどのセットは貸してくれるから、水着さえ持っていけばOKなのも、ツアーのいいところ。
シュノーケリングツアーへ
2日目。シュノーケルは8:30集合だったため、私たちは7:30に家を出た。大きくない石垣島。端から端でも1時間30分でつくのが嬉しい。
途中オシャレなカフェ、「BLUE CAFE」でパンを買った。
入ってみると、わっ!本当にオシャレ!
窓の向こうには港が見えて、すんごい青い!!
パンも店内で焼いていて、種類もラフテーサンドとか、面白いのが置いてある!
モーニングセットはサラダとドリンクとパンで550円!私たちは車で食べる予定だったから、パンだけにしたけど、お得!
そしてめっちゃ美味しい〜^^ 写真は野菜カレーパンとクロワッサン。クロワッサンは日本のクロワッサンらしく、甘めの味付け。
ここBLUE CAFEはBLUE CABINという宿泊施設が併設されている。CABINというだけあって、1泊2,900円だが、めっちゃオシャレ!
カプセルホテルというより、ちゃんとしたベッドが一つあるのが分かる。これ・・関空のファーストキャビンなら7,000円しますけどw
これで1泊3,000円弱なら、絶対泊まる!
海への途中の意外な生き物
さて、私はブルーキャビンの検索なんてしているけど、8:30からのシュノーケリングに間に合うために、ツレは車をぶっ飛ばしている。
そんな中、右手の森に、「変なの」が見えた。
場所は下の地図の、灰色のピン。ちょうど島の真ん中あたりだ。
私はその生き物を見た瞬間「エーーーー!!???」と叫んだ。運転手はビックリして、ヤメてくれと言わんばかりの表情。
私が右手の森に見たもの!マングースでも、ハブでもなくて、意外な鳥だった。それは、、
クジャクだ!!!
そう、私が石垣の森で見たのはクジャクだ。「いやいや、クジャクって、そうそうおらんやろ。誰かが撮影のために設置したのか?」いや、そもそも・・・・
キジの見間違いでは?
いや、あれはクジャクだった。私もキジなら何度も千葉で見た。もっと小さいし、緑と赤が強い。
もとい、地元佐賀の運転教習所の仮免試験中に、キジが飛び出してきた時に
「クジャクーーーーー!!」
と言って急ブレーキを踏むことがあった。その時に教官から「クジャクちゃう。キジやキジ」と諭されたのでよく覚えている。
だからわかる。石垣の森で見た、あれは・・・
クジャクだ!
私は激しく主張しているのに、ツレはキジの間違いと疑っている。そんなことないと思い、Googleで「石垣島 クジャク」で調べた。すると!
朝日新聞デジタルより————————-
”環境省と県が昨年度、宮古・八重山地方で実態調査をしたところ、とんでもない結果が出た。
宮古島では(クジャクが)約40羽が確認された。だが、それ以外にも石垣島(約90羽)、小浜島(約400羽)、黒島(約50羽)、伊良部島(数羽)、新城島(約25羽)とほとんどの島で見つかった。卵やヒナも目撃されており、繁殖しているのは確実だ。”
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こ、小浜島に400羽!?あんな小さな島に?人間よりクジャクが多いんじゃないw
事実小浜島ではカラスの次にクジャクが観れる。ということだ。だから私が見たのもやっぱりクジャクだ。
このクジャク、美しいし、本土では珍しいのに、旅行雑誌に全く掲載されないのはなんでだろう。
調べるとこんなことが分かった。
「クジャクは繁殖しすぎて困っている。昔にリゾートホテルで放し飼いにしたのが大繁殖し、生態系を壊している。八重山諸島の害鳥だ」とのこと。
クジャクは保護されてもおらず、捕獲して食べることもある。九州のイノシシのような存在らしい。
いくら美しいとはいえ、外から入って、土着のものを壊すと駆逐されるんだな。
動物界にも村八分ってあるんだ・・・とシンミリしてしまった。
プライベートビーチから船へ!
さて、島の北方より出発のシュノーケル ツアーになんとか間に合った。今回は私たち2人だけらしい。
ツアーの出発地のビーチにまず感動した。
これどう?
最高じゃない???
ヤバイよね、このプライベートビーチ感。
マジで映画で船が漂着する島みたいで感動していたら、ツアーのお兄さんがやってきた。しっかり焼けている!そしてこの辺のビーチに住んでいるらしく、羨ましすぎる・・!
今回のツアーは私たち2人だけ。シュノーケルの扱い方と、今日の旅程を教えてもらい、いざ、シュノーケルへ、レッツゴー!!
今日は2箇所を回る。先にマンタがいるかもしれないポイントへ行き、その後ビーチに近いところで色とりどりの魚を見る。
船に乗り、マンタが見れるポイントまで30分かけて移動する。
いや〜〜、にしてもめっちゃ綺麗な海とビーチ!!
海が深くなると青くなる。この辺は波が強い。
マンタポイントへ着いたので、私たちは海に飛び込んだ!
透明な海だから、浅いと思いきや、いやいや水深7mくらいあるのね^^;
近くにはダイバーもおり、海は賑わっていた。ダイビングだと、マンタが見えるポイントまで深く潜っていくので、ほぼ見えるらしい。シュノーケルだと、「見えるか、見えないか!?」は運次第ということ。
水中に顔をつけると、「うゎ〜〜〜!!」魚が、たくさん!!それにサンゴが色鮮やか!!
本当に遠くまで魚が見える。透き通った海って、怖くもなく、海と自分が一体化するような感じ。
しかしマンタポイントは外洋で、波がある!表面で浮いている私はだんだん波酔いしちゃったわ。
そんな時、マンタが見えた!と思ったら、あれはエイらしい。エイでも初めて見たわ!
ウミヘビや、白いサメや、でっかい貝もいた!ただマンタは見つからない。
マンタ見たい〜、でも波酔いしちゃった。私はヘタレのため早々にギブアップ。波が緩やかな、ビーチに近いポイントへ移ってもらった。
船に上がってラッシュガードを脱いだ。肩に日焼け止めは塗っていない。そして30分間船に乗っていた。
これが後に大きな悲劇を生むことになる・・・
2ポイント目は、波も穏やかで、ビーチに近いポイントだ。より色とりどりの魚が観れる。シュノーケルも慣れてきたので、浮き輪から手を離し、パシャパシャと好きに泳いだ。面白い魚を観察し、帰ろうとした時!ガイドさんが海中を指差した!
ウ、ウミガメ〜〜!!
<イメージ>
大きなウミガメが、スイスイと隣を泳いでいた。か、かわいい❤️
ツレが軽く追っかけると、すぐ逃げていった。おい、追っかけるんじゃない!!怒
ウミガメは優雅に泳いでいるようで、ものすごく泳ぐのが早い。息継ぎをしに、海面に姿を現した瞬間、船に乗っていたダイバーたちが、「きゃー!!」と叫んだ。ウミガメのアイドル感、すごい^^;
私たちも船に戻ろうとすると、また!!今度は小さなウミガメが隣を泳いでいた!可愛い・・
立て続けに二匹も見れるなんて、ラッキー♪私たちはホクホクでビーチに戻った。
ビーチに戻る途中、すっごくトイレに行きたくなった。でも軽く20分は乗船する。ああ、、やばい、、トイレに行きたすぎてたまらないポーズをとっていると、ツレが写真を撮った。そして「海の中ですればよかったじゃん」。それは!!一応20代の私にはまだできませんわ・・・
初のシュノーケルは、ウミガメと泳げて最高だった。口呼吸が生まれて初めてだったのと、波酔いで気持ち悪くなったけど、次は自分で浅瀬からシュノーケルするのもいいと思う。
石垣のドンキやマックスバリュでもシュノーケルセットが2,000円くらいで売っているから、トライしてみよう。
私たちはガイドさんにお礼を言い、美味しいランチのお店を教えてもらった。
大繁盛の森の中のイタリアン
お腹が空いたのでガイドさんに「たくさん食べられるところがいい!」というと、「まろろ」がおすすめということだった。
実はこのまろろ、宿も経営しており、私たちは最初に泊まろうと思っていたところだった。
楽しみにしながらお店に行くと、なにーーー!!点休日。
ただ、ガイドさんはもう一件教えてくれた。それはまろろの奥にある、 Forestale Uno(フォレスターレ・ウーノ)というお店。店はめっちゃ隠れ家チックに、森の奥にある。
ただ連休とあって、非常に混んでおり、私たちは30分待った。森の中にあるので蚊にも刺された。虫除けは絶対にふっていってほしい。
ここは漆芸術家の宇野さんという方が経営されていて、二階には漆アートが並べられている。
食事も全て漆などの、和風の木の食器に乗せられて、むちゃくちゃオシャレ。
漆の食器使っているなんて、さぞかし高いんでしょ〜〜と思いきや、パスタは1,000円からと非常にリーズナブル。
前菜のピクルスと冷静味噌汁がさっぱり口の中を流してくれる。そして右上の”ピザ”が、ハーフサイズを頼んだが、中にチーズがギッッッッッシリで、食べられないほどのボリュームでうまい。
頼んだパスタは車海老のトマトソースパスタ。結構ボリュームがやばいw これで1,000円ちょっとは本当にすごい。
こんなオシャレな空間で、美味しい料理食べてコスパも最高なフォレスターレウーノ。一人でも入りやすい雰囲気でしたね。次もまた行きたいな♪
玉取崎展望台
さて、朝のシュノーケルのビーチは、石垣島の北東にあり、お昼ご飯もその近くで食べた。石垣島の北東はあまり行く機会がないので、私たちは眺めがいいという「玉取崎展望台」へ向かった。
ファァア〜〜、最高・・・
お客さんも多いけど、静かな展望台で私たちは昼寝をしてしまった。風も抜けて気持ちがいい場所。
「シーサーのしっぽ」と呼ばれる、平久保半島も一望できる。
石垣島の北道に来ることはなかなかないので、ぜひ玉取崎展望台には寄っておこう。
沖縄限定「さんぴん茶」や「琉球コーラ」もしっかり置いてある。琉球コーラはさっぱりした味わいだ。
石垣島北東部・まとめ
石垣3泊旅行の2日目は北東の半島でシュノーケルと石垣イタリアン、そして眺めのいい展望台を楽しんだ。
今晩は外食せず、スーパーで食材を買いに行く。それと洗濯もしよう。
次回は、「石垣島でairbnb!自炊と洗濯のポイント」についてお伝えします。
次回→執筆中