こんにちは、Kayoです。21歳のころ、大学を2週間休んでインドへ行きました。先輩の女の子から誘われて、HISのチケットで往復5万円弱で行ったインド。
初めはデリーのインド人友達の別荘で5日間過ごし、寺院やマーケットを堪能しました。後半は電車でアムリッツァーというパキスタンとの国境地帯で友達の実家でお世話になっています。前回↓
今日は、そのインド人の友達が「気になる彼に会いに行く」ということで、お茶することにしました。気になる彼とは?ン?看板の彼?インド奮闘記、もう終盤の第7話です!
インドの何がそんなにすごいのか?⑦インドの俳優とカフェ&ミュージカル!
デリーの忘れ話:ミュージカルの最前列で堪能!
インド奮闘記も後半のアムリッツァーに入ったに関わらず、デリーの体験で伝え忘れがあった。デリー最後の日、私たちはミュージカルを見に行った。この日も43度。TATAの車に揺られながら私たちは郊外の静かな場所に向かった。
「こんなところにミュージカルがあるのか?」とだいぶ怪しんでいたとき!あった!でっかくて茶色い建物!!
いきなりこんなところに連れてこられた私たちはビックリ!これって本当にミュージカルなの!?もう本当に建物が大きい!
飾りのゾウさんにもぶら下がれるくらい。
ここはグルガオンになるKingdom of Dreamsというところで、ボリウッドのミュージカルとお買い物などが楽しめるのだ。1日いれるくらいの迫力、観光にもってこいの場所だ。
中もきらびやかで、屋外のようだがこれは屋内。インド人もたくさん遊びに来ている。私たちはキャーキャー言いながらまた写真をパシャパシャ撮っていた。
肝心のミュージカルはというと、なんと最前列(!!)で、ダイナミックな歌と踊りが印象的だった!!最後は演者全員が集まってステージから降りてダンスして、最前列の私たちは一緒に踊ることもできた!!すっごくエキサイティングで楽しいKingdom of Dreams デリーに行ったら必ず立ち寄ることをおすすめする^^
アムリッツァーの俳優とお茶
さて、話をアムリッツァーに戻そう。アムリッツァーの友達の家に着いた日、友達が「素敵な人に会いに行く」と頬を赤らめて私たちに教えてくれた。その人は幼馴染で、今はアムリッツァーを中心にモデルと俳優をやっているらしい。
へっ、モデル!?俳優!?
私たちは興味津々に運転手さんの車に乗られながらカフェまで向かった。アムリッツァーの実家の運転手さんは3名ほどおり、3人ともこの家の専属運転手なのだそうだ。カフェへ行く道中、彼の映った看板があった!
おお〜〜〜、イケメン!本当に私たち彼に会えるの!?
先にカフェについてお菓子とコーヒーを飲んでいると、やって来た!彼!!!
確かにイケメン!というか体が大きくてオーラがある〜〜、やっぱ俳優さんは違うなぁ〜^^ 私たちは珍しく日本から来た友達ということで、自己紹介したり、彼の仕事について聞いたりした。いつもおしゃべりなインド人の友達(左奥の彼女)が、珍しくおとなしかった笑
インドのカーストというのは不思議なもので、カーストの上位にいると上位同士の交流が生まれる。もちろん、俳優を目指す人は上位の人だろうし、私たちの友達も社長の娘だから上位だ。カーストの上の方にいるといろんなチャンスがあるんだな・・・と、なんだか不思議な気分になった。
友達の友達の車でドライブトーーーーク!
さて、お次はインドの友達の幼馴染の女の子の家に行く。「彼女は相当おしゃべりだから気をつけて」と言われた笑
彼女の家に行くとさっそく食卓にカレーが並んでいた!
2時間前にカレーを食べたばかりだが、友達のお母さんは「せっかく作ったんだから、食べてって^^」とのこと。日本でお客さんが来た時にお茶とお菓子を出すように、インドではカレーでおもてなししてくれたりする。
どこの家に行ってもカレーは「スパイスの効いた、ペースト状のもの」という感じだ、具材は肉よりもむしろ豆系のものが多かった。
カレーをご馳走してもらうと、友達は「私、車を運転できるからドライブしよう」と言って、私たちを外に連れて言ってくれた。一体どこに連れて言ってくれるんだろうとワクワクしながら車に乗っていると、・・・・ん?さっきからなんだか同じ道を走ってないか?
私と日本人の友達S美は少し「?」と思いつつも、インド人の友達がすごく盛り上がって話しているからあまり気にせずに話し続けた。「たぶん、道を間違えたんだろう」
しかし・・・・
また同じ看板が見えた。
そしてまた同じ携帯電話の看板・・・・
やっぱりさっきから同じところ走っているよね!?
私は「さっきから同じところ5周くらいしていない?」と聞くと、
インド人友達「ええ。だって家にはママがいるから外に出たいでしょ。でも外は外ですっごく暑いから、こうやってドライブしながらお話しするの。この道はよく知っているから事故らないし、安心よ。」
なるほど!
ってか、ええ!笑
この時私にカミナリが落ちた。お話をするために同じ道を何周もドライブするという感覚がなかったからだ。お話なんて、ドライブの中のおまけであって、お話がメインになることはない。そう思っていたから衝撃だった。
その後も私たち女子5人は同じ道を7周・1時間かけて走り、涼しい車内でのお話を楽しんだ。
パンジャーブの民俗村でラクダに絶叫
さて、ドライブお話を頼んだあと、私たちは街でショッピングをして夜は近くの”パンジャーブの民俗村”へ行った。(以下、夜だったからか、画質が荒い!)
ここがなんていう名称なのかよく分からない(おいおい汗)が、中に入るとパンジャーブの文化芸能である踊りを踊っている人や
(すっごい飛び跳ねる。なかなか激しい)
ラクダに乗れるコーナー。
実際に乗ったら思った以上に高くて、死ぬほど怖くて絶叫した。
かわいいかわいい糸人形コーナー。
私はこういうのが好き^^
そのほかテキ屋みたいなものもあり、来ている人も外国人よりインド人が圧倒的多数で、近くの人たちの”いこいの里”のような雰囲気だった。夜ご飯はレストランで”典型的なパンジャーブ料理”を食べた。
パンジャーブの正当な料理は、銀のお皿ワンプレートに、カレーが何種類かと、他の惣菜が乗っている。
ちなみにインド料理で有名なタンドリーチキンだが、本場インドのチキンは無茶苦茶美味しくて、インドの友達の家のお手伝いさんに作り方を聞くと、焼く前に何時間もスパイスに漬け込むらしい。
話はそれるがお手伝いさんは、女性がワンピースのような制服を着ていて、男性は私服だった。友達の家では女性が掃除、男性が料理の係だった。なんだか日本だと逆な感じがするが、男女でしっかり業務内容が違っていた。
ちなみに友達の家が寛容なのかもしれないが、お手伝いさんは厳しく働かされているわけではなく、けっこう、いっつもしゃべっているし、料理の合間に(チキンを漬け込む時間とか)スマホをいじったりしていた。ちなみに当時の私はガラケーだった。
話を戻そう。パンジャーブ村は半日アミューズメントパークのような感じで、地元民も楽しめる場所だった。驚いたのはレストランに全くお客さんがいないことだ。みんなアミューズメントパークだけ楽しんで、あとは家に帰ってご飯を食べるみたいだった。
まとめ:アムリッツァーもデリーに負けない観光地
前回よりアムリッツァーに移動して、パキスタンとの国境パレードや、湖の上の寺院、パンジャーブ村などの観光地を楽しんだ。インドに来てから2つ目の都市になるので、デリーで衝撃だった「暑さ」とか「人混み」とか「物乞い」はもう普通に思えてきた。
むろん、アムリッツァーの方が少し田舎で、少数民族のシク教がメインの地域とあって、デリーみたいなごちゃごちゃ感とか人の多さとか、また気温も3度くらい低かった気がする。とはいえ40度越えだったが・・・アムリッツァーの方が暮らしやすい感じはあった。
これまで連載してきた女だけのインド旅行記も次回が最終回になります!最終回はインドの友達の家で親戚も招いてのフェアウェルパーティーと、”私が感じたインドまとめ”で締めくくります!では^^
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