東欧観光業界の雄、クロアチアのドブロブニクを行く

   

こんにちは!Kayoです。今回は東欧トラベラー”ナベ”さんからの寄稿です。今回はクロアチア!みなさん”ドブロブニク”って場所知っていますか?ドブロブニクは東欧・クロアチアの城塞都市。人気急上昇中の観光地、そのワケとは!?

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東欧観光業界の雄、クロアチアのドブロブニクを行く
~今世界が注目する観光都市に魅力とは?~

 

 

ヨーロッパ観光はほぼ西欧諸国の圧勝と言って良い。しかしここ10年くらいで急速に人気を伸ばしてきた国がある。クロアチアだ。かつて旧ユーゴスラビアの構成国の1つであったこの国は、紛争時には“東欧の火薬庫”とまで言われた危険地帯であった。しかし、いまやヨーロッパ有数の観光国家になりつつあり、東欧観光業界のエースと言っても過言ではない。イタリア、フランスなどありきたりな西欧諸国の観光に飽き飽きしていた日本人がこぞってこの国に足を運び始めた。今回、その中でも特に人気の高い、アドリア海を臨む城塞都市ドブロブニクを訪れ、その魅力に迫ってみた。

“アドリア海の真珠”とも称される旧市街の街並み

 

~またもやマダムに大モテ?~

ボスニアヘルツェゴビナのモスタルからバスで移動した。道中の景色も素晴らしいが、陸地から海辺に出た瞬間、一面のアドリア海の絶景が何とも言えない。車窓からの景色がより楽しいものなった。そんな良い気分のままドブロブニクに到着した。

見るからに豪華客船と言った感じの船も停泊しており、まるで映画の世界に入り込んだ気分になったと思いきや、またもやマダムに囲まれた。モスタルでも経験済みの“STAY攻撃”と”ROOM攻撃”だ。これは自宅の1室を旅行客などに貸出すことで収入を得ようと、部屋の写真を持ったマダム達が”STAY!STAY!”や”ROOM!ROOM!と言って観光客を囲んでもみくしゃにする攻撃のことを言う。既に宿を決めていた自分は早足マダム達の集団を突破していった。決して自分がマダム受けする人間だとは思ってはいけない。

 

~城塞都市ドブロブニクはまるでテーマパーク~

ドブロブニク旧市街は城塞に囲まれている。その城内の景観の素晴らしさ、歴史的価値が認められ、旧市街全体が世界遺産に登録されている。旧市街に入るピレ門から既にその独特の雰囲気を醸し出していた。「これからテーマパークに入るんだぞ」という気分にさせてくれる。

そして、城内に入ればそこは別世界のテーマパークとなる。多くの観光客で賑わっており、世界各国から人が集まっているようだ。街は綺麗に整備されており、多くの飲食店や土産屋が軒を連ねていた。街には日本語を話せるスタッフや日本語メニューがあるほど日本人にも優しい街だ。

城内の見どころにフランシスコ会修道院、大聖堂、聖ヴラホ教会などの歴史的建造物があるが、やはり城壁を1周することをおすすめする。城壁を歩きながら茶色で統一されたドブロブニクの美しい街並みや青く輝くアドリア海を様々な角度から堪能することができる。海を眺めていると小さな島を発見。無人島のようだ。あんなところでのんびり海を眺めていたいと思っていたが、そこはやはり観光都市ドブロブニク。島へ向かう船が頻繁に出ていた。しかもそこは、、、

 

 

ヌーディストビーチのロクルム島~

旧市街から700m沖合いに浮かぶ無人島はロクルム島と呼ばれている。旧市街の船着場から船が30分おきに出ており、所要時間10分強で簡単に行ける。しかもそこはヌーディストビーチだという。男として行かないわけには行かない。さっそくチケットを購入にして船に乗り込んだ。

船からドブロブニクの街並みも最高だが、その時の自分の頭の中は都合の良い妄想でいっぱいであった。島に到着するなり、さっそく目的(女性の裸)を目指してビーチへ一直線。島内は以外にも綺麗に整備されており、カフェや公園、修道院跡などがあった。島の北側を歩いていると岩場を発見した。だだっ広いテーブル状の岩場だ。日光浴目的で人がたくさんいるかもしれない。

 

 

 

さあ、ヌーディストビーチというものを拝ませてもらおうか!!

 

 

 

しかし、人はまばらで皆下着を着用していた。しかも若者は皆無で上半身だけ裸のおっさん、軽装のおばさんが気持ちよさそうに日光浴をしていた。すぐに他の場所へ移動。島内を標的目指してウロウロするも、結局目的は達成されなかった。意気込んだ自分がバカみたいだ。さっさと退散することにした。

帰りの船の中で他の乗客が「ターザンジャンプ」がどうたら言っていた。ターザンジャンプができるところがあるのか?と思いつつ島を後にした。後で調べて見ると「Dead Sea Lake」という場所があり、そこでターザンジャンプができたらしい。せめてそれくらいはやっておけば良かった。すっかり妄想に支配されていた自分にはそんなものは目に入らなかった。

 

 

~究極の絶景スルジ山~

アドリア海を臨む絶景の街ドブロブニク。その魅力を一番堪能できるのは、旧市街近くに佇むスルジ山だ。旧市街を出たところのロープウェイを使ってすぐに登ることができる。この街に来た時から締めはこの山だと決めていた。ロープウェイで登っていく最中からその絶景が表れてきた。

これはかなり当りだ!

 

そう思いながら山頂に到着した。山頂に着くなり、ナポレオンが贈ったとされる巨大な十字架を背に標高412メートルの山頂からはドブロブニクの街並みとアドリア海を一望することができた。絶景を遮るものはなく、ただただその美しさに心を奪われた。山頂にレストランもあり、軽く一杯してさらに絶景を楽しむ。いつまで見ていても飽きが来ない。

また資料館もあり、この街の成り立ちや戦争関連の資料や写真が多く展示されていた。この街を愛する地元民の気持ちが伝わってきた。やがて夕暮れ時になると、観光客がドッと押し寄せてきて若干窮屈な感じになってしまったが、それでも夕暮れのドブロブニクは訪れた誰にも感動を与えてくれるものであった。スルジ山の頂上からの景色はドブロブニクを訪れたら絶対に見るべき絶景であった。

 

 

~最後に~

ドブロブニクが近年の観光業界で一際注目を浴びる理由が良く分かった。やがては西欧諸国の有名都市に割って入ってくる存在になり得るだろう。紛争で一時期は世界危機遺産リストアップされるまでに陥ったが、この地を愛する人々の懸命な努力により、完成された魅力的な観光都市へと変貌と遂げた。

ただ、一つ注文を付けるなら食事があまりおいしくないということだ。そうこの街に欠けているのは、観光の重要なファクターである食事だ。海沿いの街だからおいしい魚が食べられると期待したが尽くその期待は裏切られた。というかヨーロッパ全体に言えるが魚料理があまりおいしくない。

 


ヌーディストビーチは見れずとも、美しい風景を見ながら一杯やるなんて最高の旅だなぁ・・・nabeさん、今回も面白いネタの投稿ありがとうございました!

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