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タイ・バンコク~ラオス・ビエンチャンまで!国境越えを鉄道で楽しむ

こんにちは!今日は旅ガールのさわこさんより、「列車で国境を渡る!」プロジェクトの記事です^^

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ー突然ですが、あなたは旅行する時どんなことを目的にしますか?ー

私はどちらかと言うと、がっつり観光するよりものんびり滞在しつつ、ちょっと変わった旅をして思い出にするのが好きです。

そんな私が目的としておすすめしたいのが「国境越え」!今回はそれをはじめてした東南アジア、タイ・バンコク~ラオス・ビエンチャンの夜行鉄道旅行をお伝えしますね。

タイ・バンコク~ラオス・ビエン チャンまで!国境越えを鉄道で楽しむ

 

1. タイ・ラオスの基本情報

まず、国境越えをした2つの国について紹介していきます!

1.1 タイってどんなところ?

東南アジアの中心に位置し、熱帯性の気候で一年中暑いです!賑やかな首都・バンコクをはじめ、避暑地であるチェンマイ、リゾートスポットのプーケットなど見どころがたくさんあります。

街中に仏教の宗教施設がたくさんあったり、トゥクトゥク(タクシーのようなもの)の前面にお守りが大量にぶら下がっていたり、国民のほとんどが敬虔な仏教徒なのも特徴のひとつ。

1.2 バンコクの魅力を私なりに伝えます!

次に、今回旅の拠点にした首都バンコクの魅力を個人的な視点から伝えます!

流行最先端のショッピングモールがあるエリアや高級住宅の並ぶ地域、ナイトスポットなど、場所によってさまざまな顔を持つバンコク。そんな中、私にとって大きな魅力を感じるのは「旅がしやすい」ところ!

各地へのツアーや交通網も整備されていますし、ホテル代や食事代の価格が安いです。東南アジアは全体的に物価が上昇してはいますが、まだ日本のレベルに追いついてません。

出典:

http://www.bangkoknavi.com/special/5002201

手軽に旅感を感じたいなら「カオサンエリア」は一度行ってみても良いかもしれません!

旅人の聖地」とも呼ばれることもあるこのエリアは、近年では観光地化が進んでしまっていますが、その雰囲気を味わったり、安いゲストハウスを探すには十分の場所!

次に、「手軽に旅の疲れを癒せる」のも魅力の一つです!

東南アジア旅行の楽しみのひとつとも言える、安価なマッサージ。ここバンコクも例外ではありません!足だけの手軽なものから、全身のオイルマッサージまで幅広く揃っています。先ほど紹介したカオサンエリアもマッサージ店が豊富で、日本円にすると1,000円もしない価格から気軽にマッサージを受けられますよ!たくさん歩いて疲れた時には、ぜひ利用したいですね。

1.3 ラオスってどんなところ?

続いて国境を越える先のラオスについて紹介します!

ラオスは東南アジアに位置する内陸国で、こちらも一年中夏服で過ごせますが、タイに比べて過ごしやすい時期が多いのが特徴。乾季にあたる11〜2月が観光にオススメのようです。

ラオスを象徴するものは、日本の田舎での夏休みを思わせる原風景超有名な遺跡や、すごく賑やかな繁華街があるわけでもない。穏やかな空気を求めて旅人がやってくる場所と言えます。

1.4 ビエンチャンの魅力を私なりに伝えます!

今回国境を渡った先で滞在したのは、ラオスの首都であるビエンチャン。東南アジア最大の河川であるメコン川沿いの町で、タイとはこの川を隔てて国境としています。

なので、やはり一番の魅力は雄大なメコン川!とっても川幅が広いのですが、遠くに対岸(つまりタイ)が見えてなんだかワクワクして来ちゃいます!

そして、川沿いにちょっとしたマーケットが出ているのも魅力。夕涼みしながら安いお土産を探したり、夕方早くからのんびり遊んでいる親子を見てまったりした気分になれちゃいます。

2. では、行ってみよう!

前置きが長くなってしまいましたが、本題である鉄道での国境越えを紹介します!

2.1 鉄道の乗り方・楽しみ方①(バンコク・フワランポーン駅〜ノンカーイ駅)

まず、バンコクからラオスとの国境の町である、ノンカーイ駅までの移動です!この移動は夜行列車です。

フワランポーン駅に着いたら、窓口でチケットを買います!英語が伝わっているか不安のある場合はメモに手書きで 時刻と行き先、座席クラスを伝えると正確ですね!

758バーツなので、日本円でだいたい2,500円ですね。私が利用した時は、フワランポーン駅を夜20:00に出発し、ノンカーイ駅に翌朝6:45に到着しました(2016年6月)。

と、ここで女子なら誰もが気になるのがシャワーではないでしょうか。旅人気取りしていますが、一晩お風呂に入れないなんて私は耐えられません!同じ思いを持つ方に朗報です、フワランポーン駅にはシャワーが付いています

多くの長距離列車が出発する大型駅ならではですね。ちなみにつくりはいたってシンプルで、ホテルほど清潔ではありません。気になる方は、滞在するホテルがレイトチェックアウトにできるか確認するか、ちょっと高級なスパに行けばシャワーもついていたりしますよ!

列車が到着したら、早速自分の席のある号車へ行きます!ワクワク。

じゃーん!二段ベットになっているのですが、就寝時間(?)がきて車掌さんがベットメイキングしてくれるまでは対面座席になっています。寝る時には足も伸ばせるので、疲れも取れるのが嬉しいですね。

寝るまでは車内販売でご飯を買うもよし、駅で買ったお菓子を頬張るもよし、思い思いの時間を過ごせます。寝台車はカーテン付きで電車の揺れも心地よく、意外とすんなり眠りに落ちました。

そしてせっかく夜行列車に乗ったのだから、朝日はしっかり拝みたいところ!大自然に現れる太陽はとっても神々しかったです。

写真を撮るのが下手であまり綺麗さが伝わらないかもしれません…ぜひ行かれる方は素敵なショットを残してくださいね!

2.2 鉄道の乗り方・楽しみ方②(ノンカーイ駅〜ビエンチャン・タナレーン駅)

次に、いよいよ国境越えです!タイ〜ラオスを結ぶ国際列車は、乗車時間わずか15分。メコン川を渡ったらもうすぐそこはビエンチャンです。

私の時は朝7:30の列車でした。

ノンカーイ駅で出国スタンプを押してもらい、いざ列車へ!

レトロな雰囲気で素敵です。窓からはメコン川もしっかり見えます。川の向こうはラオス、と思うとロマンですね!!!

あっとゆうまにタナレーン駅に到着!あっさり国境を超えちゃいました!駅でラオスの入国スタンプを忘れずに押してもらいましょう。ここで今回の旅の目的である国境越えを達成しました!わーいわーい。

ちなみに、タナレーン駅はびっくりするくらい何もありません。駅にいるタクシーのおじさんを捕まえて、お目当てのホテルなどに行ってくださいね。

2.3 注意した方が良いこと!

次に、鉄道旅行をするにあたり注意した方が良いことをお伝えします!

<夜行列車の指定席は下の席を取るべし!>

バンコク・フワランポーン駅〜ノンカーイ駅の夜行列車は、同じ2等席でも、寝台車は二段ベッドの上段と下段を選べます。値段は上段の方が安いのですが、断然下段をおすすめします!!なぜなら上段は、狭くて窓がないから。

下段の方が人気があり、直前にチケットを取る派の私は帰りが上段になってしまいました…足を伸ばせる広さはあるのですが、窮屈です。

<ビエンチャンは英語が通じない?!>

ビエンチャンは、バンコクと比べて圧倒的に英語が話せる人が少ないです。ホテルで働いている人は多少話せますが、一般の人は簡単な単語を聞き取れないという人も多い。よく考えれば日本でも話せる人ってまだ限られていますもんね…。

なので、タクシーに乗る際など、運転手さんの理解度に不安があるときはホテルの人に通訳をお願いしましょう!

私はビエンチャンからバンコクへ帰るため駅までのタクシーに乗る際、「タナレーンステーション!トレイン!」(私も英語があまり話せません。)と電車が動く身振りつきで運転手さんに伝えましたが、到着したのが全く方向の違うバスのロータリーのようなところで大層焦りました。

国際列車や夜行列車は、運行が一日数本しかなく、乗り遅れたら大変です!ぜひコミュニケーションを確実に取れるようにしましょうね。

3. 国境越えのロマンを味わおう!

国境を越えるワクワク感、少しでも感じて頂けましたか?

長距離列車に乗ったり空港とは違うイミグレーションを通過したり、国境越えはちょっとした冒険を味わえます!ただみんなについて行って旅行するより、自分で考えながら一味違う旅をしたい!そんな方にぴったりの楽しみ方だと思います。

ぜひ次の旅行のプランの候補に入れてくださいね!

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いやー、いいですね〜。こういう弾丸な旅って、ワクワクしちゃいますよね!若いうちしかできないかもしれないし、ちょっとでも「面白そうだな」と思ったら、迷わず飛んでいっちゃうことをお勧めしますよ!私もさわこさんもあなたの海外体験を応援しています!

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。