こんにちは、Kayoです。2021年11月28日に食生活アドバイザー2級試験を受けてきました。
先日の試験を受けての2022春の出題予想と、2021秋の問題の特徴をお伝えします。
※ちなみに独学&いきなり2級受験です
2022春・食生活アドバイザー試験(2級)問題予想と2021秋受験の感想
2022春・食生活アドバイザー試験(2級)の重点項目
さっそく2022春に出題されそうな重点項目を列挙する。
もちろん、テキストは全部理解した上でダメ押しで覚えてほしいアイテムだ。
1章
・十二指腸でたんぱく質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解される
・必須アミノ酸
・5大栄養素の働き。①熱やエネルギーに②体の構成成分に③体の調子を整える。
・炭水化物とたんぱく質は1g 4kcal。脂肪は9kcal。
・水溶性or不溶性食物繊維
・各種ミネラルの特徴(2021秋はビタミンが出た)
・特異動的代謝
・死の四重奏(但し、生活習慣病の章は難しいので、捨てるのもあり)
2章
・賀寿
・郷土料理(多すぎるから、捨てても良い)
・日本料理の形式
その他、各種マナーやことわざ等、日常生活でも使える知識なので覚えておこう。
3章
・食品加工の目的
・原料原産地表示が必要な22食品群と個別5品目
・農産物、水産物、畜産物それぞれの食品表示はマスターしよう
・栄養機能食品
・遺伝子組換え対象と非対象食品
4章
・食中毒の原因、特に細菌の特徴は必ず押さえよう
・消毒、除菌、滅菌、抗菌、静菌の違い
・発酵による食品加工。「醤油は、カビと酵母と細菌による発酵で作られる」等
・有害微生物の種類。「赤痢菌は、消化器伝染病菌」等
・環境ホルモンの正式名称
・ポジティブリスト
・HACCP全般。*頻出!正式名称も書けるようにしておこう
5章
内容全般理解しやすいため、知らないところを重点的にマークしよう。
・小売業の種類
・建値制度と制度価格の違い
・原価率、粗利益の算出(頻出だが、難しいので捨てても結構)
6章
得意不得意分かれるところ。得意な人は丸暗記の覚悟で。苦手な人は、ニュースを見る上でも役立つ知識のためじっくり理解しよう。
・再販売価格維持制度の対象
・並行輸入、輸入割当、関税割当
・非課税取引
・トラブルの起きやすい販売方法
・トレーサビリティの正確な名称
・ISO9001とISO14001
・食料自給率
以上、2022春に向けて必ず対策が必要なアイテムだ。もちろんテキスト全部読み込むのは必須。その上でダメ押しでマスターしよう。
以下、2022春予想の根拠にもなった、2021秋問題の特徴をお伝えする。
2021秋・2級受験の感想
やっぱり難しかった。。テキストを熟読せなあかん!ってことを痛感。
今回もテキストの「注釈」や、大事じゃなさそうな本文(赤文字以外も)から、たくさん出題されていた。
その中でも今回は、特に以下が気になった。
「正式名称を答えよ」が多かった
「ノロウイルスの正式名称を8文字で答えよ」
「JASマークの正式名称を6文字で答えよ」
「GATTを訳すと、”関税及び貿易に関する◯◯◯◯”」
等、見ればわかるけど書けない・・!という記述問題が多かった。
※ちなみにノロウイルスは「小型球形ウイルス」
JASマークは「日本農林規格」
GATTは「関税及び貿易に関する一般協定」
数字を問う問題がほぼなかった
テキストには数多くの”数字”が書いてあった。
例えば「青菜のカルシウム吸収率は18%」、「高血圧は収縮期130mm以上・・・」「加熱殺菌は70℃1分以上」等。
だが試験では一生懸命覚えた数字が、ほぼ出てこず。食生活アドバイザーは研究者じゃないから、そんな細かい数は不必要なのかもしれない。
2021秋試験で感じた特徴は以上。
相変わらず「一言一句覚えないと解けない」試験でした。
次回は、2022受験に向けた、食生活アドバイザー2級試験の対策方法をお伝えします。
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