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スクート航空レポ!ハワイ往復3万円の飛行機はどんな感じなの?対策ってある?

こんにちは、ボンです。今回は、

あなた

ハワイに往復3万円で行けるというスクート航空の内容を知りたい

あなた

ハワイにLCCで行くときのポイントを知りたい

 

という疑問に答えます。

 

※スクート航空は2019年5月をもって、関西ーホノルルの路線を廃止しますが、その後も関西ーホノルルでエアアジアXという別のLCCが就航を続けるので、エアアジアXを検討している方も読む価値アリです。

 

記事を読んでわかること

この記事を読むメリットは2つあります。

・ハワイに往復3万円で行けるスクート航空の特徴がわかる

・ハワイにLCCで行く際のコツがわかる

 

この記事を書いている人

記事の根拠として、筆者のバックグラウンドを紹介します。

・先日ハワイへスクート航空を使って往復3万円で行ってきました
・これまで20カ国以上を旅するなか、何度もLCCを利用した経験もあります

 

KAYO

特に国内のLCCは使ったことあるけど、海外はどうなの?という方のために丁寧に解説できたらと思います

 

 

スクート航空レポ!ハワイ往復3万円の飛行機はどんな感じなの?対策ってある?

 

 

1.関西ーホノルル スクート航空のレポート

1-(1) 関西ーホノルル予約時

関西ーホノルルは往復3万円から

今回私が乗ったのは関西空港発、ホノルル空港着のスクート航空直行便。片道約1万5千円と、どう考えても赤字のような値段に惹かれて購入した。

↑スクート航空に2名往復で支払った料金。1名あたり33,064円、片道あたり16,532円だ

 

関西ーホノルルは週4日の運行(金・土・月・火)

関西空港からホノルルは行きも帰りも週4日の運行(金・土・月・火)で、行きは関西18:50発もしくは19:25発、そしてホノルル6:55着。

 

帰りはホノルル9:25発、関西14:25着。行きはだいたい7時間で、帰りは季節によるが、9〜10時間だ。

 

預け荷物には追加料金が。

スクートはLCCのため、預け荷物には料金がかかる。20kgで3,500円、30kgで5,100円。これに手数料800円が行きも帰りも加算される。

ちなみに預け荷物の個数は1つじゃなくてよい。重量さえ範囲内であればOKだ。

 

座席指定も追加料金が。ただし閑散期は同行者と隣の場合が多い。

加えて座席指定も料金がかかる。しかし複数人で予約する場合、混んでいなければ2人くらいは隣にしてくれることが多い

 

座席は予約後に割り当てられた席が見れるので、それを見て、離れていれば指定すればいい。座席指定は1,100円くらいだ。

 

機内エンターテインメントは自分でご用意を

スクート航空はLCCなので、機内エンターテインメント、はない。だから暇つぶしに本やダウンロードした映画を持ってくる人が多い

 

機内アメニティも自分でご用意を

スリッパやブランケットなどのアメニティも皆無のため、自分で持って行こう。ただ、忘れた人は機内で買えるので問題ない

 

機内食もないが購入できる。飲み物食べ物の持ち込みは禁止!

無料の機内食も用意されていないが、機内販売は購入できる。そして機内への飲食物の持ち込みは一切ダメだ。かなり厳しく没収されるぞ。

機内販売は予約のものとその場で買えるものがある。予約の食事は24シンガポールドル(約2,200円)で、簡単なアルミ容器の温かい食事とスナック菓子とコーラか水がついてくる。普通に考えて超割高だが、これは仕方がない。

その場で買える物にも、温かい食事やカップ麺やスナック菓子もあるので、予約しなくても大丈夫だ。参考としてアルミ容器の食事は12シンガポールドル、カップ麺は5シンガポールドル、ジュースは4シンガポールドル、ビールは8シンガポールドルだ。

※1シンガポールドル=約90円(2019年2月現在)

 

 

1-(2)関西ーホノルルのスクート航空の全容は!?

それでは実際にスクート航空に乗った感想をお伝えします!

チェックイン

スクート航空のチェックインは、日本の会社が請け負っているのでいたって普通だった。2時間前に締め切るので遅れないように行こう。

搭乗

私たちが乗る機材は遅れることなく、時間通りに搭乗できた。スクートの機内に乗る際は、飛行機に乗る所でもう一度搭乗券を見せなければいけない。

機内へ

スクート航空の飛行機は全てボーイング787だ。787といえば最新設備。他の機体に比べると乾燥もしにくい。

 

座席は

期待は最新といえど、飛行機内に何席作るかは各航空会社で決められる。スクートはLCCなのでもちろん多めの席を作っている。ということは、シート間隔が狭くなることになる。

実際に座ってみると・・・なんだ、そんなに狭くない。一緒に行った母親も「十分なスペースね」とホッとしていた。

 

テイクオフ&CA

飛行機は時間通りに動き出した。CAが離陸の準備をして座る。スクートのホノルル行きのCAに日本人が見受けられなかった。帰りの便は2人くらい見えた。スクートはシンガポールのLCCのため、CAの多くはシンガポール人だろう。

機内食

飛行機はすんなり飛び立った。本当にすんなり。ほどなくしてシートベルト着用サインが消え、機内食の配布が始まった。

機内食はまず予約した人から先に配られる。私たちは1,800円の食事セットを2つ用意していた。内容は以下のメニューから選んだ。

スクートは機内販売も預け荷物も、1つ注文するごとに手数料が800円かかる。だから上記の食事も実質1つ2,600円だった。2つで5,200円。

 

ちなみに食事には水かコーラ、そしてスナック(一本満足バー)が付いてくる。実際はこんな感じだ↓

 

もう一つはこんな感じ。

すき焼き丼に水にスナックだ。

 

味は、フォーは美味しかったが、すき焼き丼は「日本食っぽく作った、いかにもな外国食」だった。味がみたらし団子に近い甘さだ。

 

予約の機内食配布が終わると、今度は座席ポケットにあるメニューからアラカルトで選ぶ機内販売が開始された。

 

私たちがメニューをとると・・・・げっ!メニューがむちゃくちゃ汚れている!一気に食欲が失せた・・・

 

・・・が、ビールを飲みたい。私は恐る恐るメニューを開いた。

 

ビールは8シンガポールドル(=約720円)で割高だ。野球場の価格設定と思えばいい。

ソフトドリンクは4シンガポールドル、カップ麺は5シンガポールドル。サンドイッチが高くて15シンガポールドル。だいたいこんな感じだ。

 

支払いはシンガポールドルの現金か、クレジットカードだ。私は一応空港でシンガポールドルを両替してきたが不要だったみたいだ。クレカの方がレートもいいからそちらを利用しよう。

 

おやすみタイム

日本を出るハワイ行きの便はほとんど夜だ。スクートも例外なく、18時50分発か19時25分発だ。ハワイには7時間後に着き、かつ現地の朝だから、あまり夜更かしもしていられない。

食事が済んだら早々に寝てしまった方がいい。私たちはダウンロードしたNETFLIXも持っていたが、特に楽しむことなく眠りに入った。

 

おはようタイム

機内では概ね静かに過ごせた。エコノミー席だったがこれといった不便はなかった。

 

時刻は朝6時前(現地時間)、飛行機は下降を開始した。飛行機の窓からはハワイの朝焼けが見えた。サイコー!

 

飛行機は定刻より30分早く、ハワイに着いた。

 

 

1-(3)スクートに乗る際の注意点

スクートの機内は概ね満足だった、しかし2点気をつけなければならないことがある。

注意点1:座席

スクートでは座席が自動的に割り当てられ、多くの座席は特に問題はないのだが、トイレの真横の座席は甚だおすすめできない。理由は「水洗トイレがとにかくうるさい」のだ。

機体にもよると思うが、飛行機によっては爆音のトイレもあるので、座席チェックは注意したい。

座席はスクートを予約してしばらくたってから自分がどの席を割り当てられているか見ることができる。 HPの「予約便の確認」より、「座席」にアクセスすればいい。

 

そこで自分がトイレの真横だったり、同伴者と離れていた場合は追加料金を払って座席を指定しよう。同じエコノミー席なら1,000円ちょっとの追加料金なので変更する価値は大いにある。

 

注意点2:メニュー

スクートは搭乗の前に毎回機内清掃を行っていない、ゆえに「自分のシートポケットにメニューがない!」なんてこともある。

 

そんな時は隣の人に貸してもらうかCAに頼もう。くれぐれも「スクートには機内販売さえない」訳ではないので安心してくれ。

 

以上がスクート・関西〜ホノルルの便の感想だ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?今回は「LCCで行くハワイ・スクートの全貌」をレポートしました。

 

スクート航空は無駄なサービスなく、安価にハワイに飛んでくれるため「特に機内サービスを求めていない」人にはぴったりな飛行機かと思います。時間帯的にも寝ている間にハワイにつきますしね。また、同じLCCのエアアジアXも似たようなものだと思います。

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bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。