出産・育児

赤ちゃん用粉ミルクの使い分け。けっきょく一番コスパいいのは・・・

初めてママになった時、入院していた産科医院から2つのミルクが支給された。「すこやか」と「はぐくみ」というミルク。これまで見たことのない商品だが、一つはビーンスタークというメーカーで、もう一つは牛乳やお菓子で有名な森永。

 

退院時に「ミルクのクーポン渡します」と病院の事務から割引券をもらった。頂いたのは「E赤ちゃん・エコ楽パック」というもの。メーカーは「はぐくみ」と同じ森永で、でも「はぐくみ」よりけっこう高い。。

 

退院してしばらくし、ミルクが切れたので薬局へ行くと、「はいはい」という、和光堂という知らないメーカーのミルクが安く売られていた。なんとなく、安いのは良くないと思い、病院で使っていたのと同じ「すこやか」を購入した。

 

ママを経験した人は少なからず「どのミルクを使えばいいの!?」と迷うはず。こんな生まれたての弱々しい赤ん坊が全ての栄養源として飲むミルク。間違っても変な成分が入っているものは使いたくない。

 

でも粉ミルクの後ろの原材料を見てみると、”ワケのわからん”原材料名がずらっと並んである。2種類のミルクを見比べても、大差はないように見える。

ああ、どうすればいいか分からない。子どもにはいいものを与えたいと思う反面、果たして高いミルクがいいのか?関係ないのか?

 

って感じで、初めてママになった時に悩んだので、今日は「これを選べば大丈夫!ミルクの使い分け方法」をお届けします♪

 

①メーカーの違いは大差なし

初っ端から気が抜ける結論ですが、1年間色んなミルクを飲ませてきて、裏面のパッケージも読んで、調べた結果、「高いからいい、安いからNGということはない」という結論にたどり着きました。

 

例えば和光堂の「はいはい」って安いんですよ。他のミルク大缶が1缶2,000円以上なのに対して、「はいはい」は1,500円とか。

 

でも裏面のパッケージを見ると大差ないんです。それに和光堂は赤ちゃんを産む前は知らなかったメーカーでしたが、特に離乳食に定評のある、れっきとした赤ちゃんグッズのメーカーです。だから必要以上に怖がらなくていいです。

 

一方、同じメーカーから出ていながら価格の違う、例えば森永の「はぐくみ」と「E赤ちゃん」の違いはどうでしょうか。確かに成分は違います。やはり高い方には「”いい”と謳われている有効成分」が入っています。

この高級ミルクは「サプリメント」に考えていいと思います。飲むと少し嬉しい効果があるけど、飲まないからどうにかなるってもんじゃない。でもたまに高級ミルクを飲むとテンションあがる、みたいな。

 

ということで、まず一番言いたいこと!「赤ちゃんのミルクはメーカー毎、ミルクの種類毎で大きな違いはない。だから怖がったり必要以上に悩まなくていい!」という事です。

 

ミルクの形状は何を選べばいい?

メーカーはあまり選ばなくとも、選んだ方がいい観点はあります。

それは、形状

 

粉ミルクって、今や「缶に入った粉ミルク」だけではなく、個包装のスティックミルクキューブタイプのミルク、そして既に液体の缶ミルクがあるんですよ。

これらは用途によって使い分けると便利です!

 

高月齢&近場の外出&災害時用の液体缶ミルク

既に液体のミルクになっている缶ミルクは、すっごく便利です。専用のアタッチメント(数百円)を取り付ければ、哺乳瓶に入れ替えなくていいから、「ミルクを作る&哺乳瓶を洗う」手間が省けます。

お湯の持ち運びも要らないし、ミルクを冷ます必要もありません。ザ・便利!!

ただその分お値段が高いです。1缶200mlプラスで200円程。だから、ここぞという時に使いましょう!

 

おすすめなのは、「今日は近場の外出だから、多分まぁミルクはいらないと思うけど、でもやっぱり不安だから持っていく」という日。この液体ミルクはアタッチメントと乳首だけでミルクが飲めるから、荷物が減らせるし、飲まないなら飲まないで、赤ちゃんバッグの中に入れておけばいいので、何と言っても楽です!

 

他にも、災害時にお湯がなくても飲める、という点で液体の缶ミルクは家に常備しておいた方がいいです。

 

遠い外出先で便利なキューブタイプ

一方、「今日は遠出をするから、途中でミルクを飲ませるのは確実」と決まっている場合には、お湯と一緒に「キューブタイプ」のミルクを持っていきましょう。

「キューブタイプ」のミルクはミルクがキューブに凝縮されていて、粉が散乱する心配がありません。、一つのキューブでミルク40ml分が作れます。他にも外出用には「スティックタイプ」という、小さなスティック袋に粉ミルクが入っているタイプがあるけど、それだと粉をぶちまけたりするんですよね。。。。

 

その点、キューブタイプだと粉が散乱することはないし、意外にもサッと溶けるので心配はなし!

このキューブタイプ、家様としても使ってみたけど、家用にはおすすめしないです。缶の粉ミルクほどコスパが良くないってのもあるけど、キューブ一つ一つを取り出すのが、何気に手間がかかります・・・。

 

家にいるときは缶の粉ミルク一択

ということで、家にいる時は缶の粉ミルクがおすすめです。

理由は、

・ミルクを作るのが早い!

・安い!

から。混合栄養でも大缶は10日で1缶使っていたから、2個パックがおすすめ。

ただ高月齢の赤ちゃんで、ほとんどミルクを飲まなくなったら、300gほどの小さな缶の粉ミルクも売ってあるので、そちらを使うのもおすすめです。

 

筆者の反省

育休中はとにかく節約したくて、外出の旅に缶の粉ミルクを個別容器に入れ替えて、お湯と湯冷しと哺乳瓶と私のお茶をセットにして外出していました。

これが、まぁ〜準備に時間かかるし、重いんですよね。

今となっては、「ちょっと高くてもいいから、外出用のミルクを持って行った方がストレスを減らせたなぁ」と反省します。

 

これを読んでくれたママにはミルクのことで悩んでほしくないと思っています!気分転換に色んなメーカーのミルク飲ませたり、色んな形状のミルク使ったりしていいじゃないですか。

 

育児は楽しんでいきましょ!じゃあね〜

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。