こんにちは。生まれて初めての妊娠をしました。今は4ヶ月。
妊娠は喜ばしい事だけど、同時にけっこうツライ( ̄◇ ̄;)
今日は、「超絶ツラかったつわり時の私の感情」をお伝えします。最近は症状が落ち着いてきました。
いつも楽観的な私だけど、ツワリで体が弱っていると、そうはいかなかった!!
つわり中のネガティブ感情爆発!体が弱ると性格まで変わってしまうのか
つわり
妊婦さんにつわりがあるってのは知っていたけど、正直こんなにツライものだとは思ってなかった!
つわりのイメージって、ある日突然「うっ!」ってなって、トイレに駆け込むのが、マンガとかでよく見ていたシーン。
そういう、一瞬だけ辛いものだと思っていた。
でも現実は違った
うっ!となる瞬間は一瞬だけじゃなく、常に起こる。
常に胃はムカムカ、酸っぱいゲップと白目にならんばかりのめまい。
Web会議中も口だけ動かすものの、ビデオはオフにして、机に突っ伏して話す状態。
起きているのがあまりにしんどいから、寝たら楽になるかなと思って寝るも、今度は寝すぎて頭位めまい症で別の原因で気分が悪くなる・・
何をしても気持ち悪い・・
だったらいっそ仕事とか家事とかしようと、家にこもりきり、淡々とやるべきことをやる。(途中意識が飛びながら・・)
でもでも!そうやって仕事ばかりしていると3週間くらい経って「私の人生って・・・」と、自分が生きている意味を問い始める(^◇^;)
何か楽しいことがないと人間って生きられないのかと、うつ病の人ってこういう感覚なのかと。
こういう感覚っていうのは、本当に、元気な時に「嬉しい・幸せ」と思ったことと同じことをしても、嬉しくならないのよね。
例えば私なんか早起きして太陽の下で散歩しているだけで、小鳥の声が聞こえたり、朝の澄んだ空気を味わえて「幸せ〜〜」って思えるのに、つわり中は全くその感覚にならない。
甘いもの食べたら幸せの感覚くるかしら、と、食べようとするも、ウプッ、気持ち悪くて食べられない。
妊娠初期は体温が高いから相対的に寒く感じる。だから湯船に入るも、お風呂の湯気が鼻に入るだけで吐きそう。
体は温まっても、今度は頭に血が上って気持ち悪くなり、湯船から出てろくに体を拭かぬままベッドにジャンプイン!!それから10時間くらい寝る。。
朝が来た。湯船に浸かったものの、頭は洗っていない。そういやその前日も洗っていない。さすがに痒くなって来た。でも体を洗うのめんどくさい。
そうそう、シャンプーの匂いで気持ち悪くなるから無香料のシャンプーに変えた。これまで1本300円くらいのよくあるシャンプー使っていたけど、1,000円くらいのにしたら大分かゆみや匂いがなくなった。新たな発見!
匂いで言えば、洗濯物がテンでだめだ。エマールは大丈夫だけど、アリエールがダメになった。だから1.3km歩いて大型スーパーへ行き、せっけん洗剤を買った。無香料!
ただ1.3kmも歩くと死にそうになった。前はなんてことなかったのに!!
タクシー解禁した。けども・・
つわりが始まって「無理せずタクシーに乗る」ことにした。でも東京といえど、苦しい時にタイミングよくタクシーが通ることはあまりない。呼び出して待っている時間もツライし、結局一回も乗っていない。
タクシーといえば、大手の第一交通なんかは「子どもギフト(商品)券」が使える。
子どもギフト券は市区町村からもらえることが多く、私が住んでいる江東区は区役所ではもらえないけど、保健所に母子手帳をもらいに行くと、2万円分のギフト券がもらえる!!
知らなかったらもらえない。私は病院内の張り紙で気づいた。
ちなみにギフト券はどこでも使えるわけでなく、意外と西松屋とかアカチャンホンポでは使えない!!
トイザらスやベビーザらス、イオンのベビー売り場で使える。百貨店でも使えるけど、ちょっと割高かな^^;
初のベビー用品店からの、お金の現実を目の当たりに
アカチャンホンポとか、妊娠するまでの30年間は一度も入ったことがなかった。興味というか、入店する対象に全くなっておらず、言うなれば女性がエロビデオコーナーに行かないのと同じ感覚。
妊娠が発覚して初めてお店に入ってみた。そしたらあるわあるわ、知育玩具に赤ちゃんの洋服に育児グッズ。こんだけあれば確かに「可愛すぎて洋服いっぱい買っちゃった〜(ハート)」という気持ちもよくわかる。
1着1,000円くらいだから手は出しやすい。でもチリもつもれば・・・と。
びっくりしたのは「ベビーカーと抱っこひもの高額感!!」じ、じゅうまん??
これにチャイルドシートもつくとなかなかだわさ・・・
妊娠・出産にもちょこちょこお金はかかります
お金でいうと、「子供が小さい頃はお金そんなにかからないわよ〜」と、職場のママさんに言われて安心していたけど、でもなんだかんだかかる。
妊婦健診は2〜4週間に1回通い、市町村から検診補助券も頂ける。だから全額国から出ると思っていた(甘い)
でも実態は違く、市町村によるが検診だけで手出しは7万円くらい。まぁ、そんな高額でもないけど。分娩(いざ、お産!!)は50万くらいかかる。これも国から40数万補助が出るから手出しは7万円くらい。
そう、妊娠・出産系の医療費って保険適用外なの。だからちょこちょことお金はかかる。
妊娠の本を読んでお金の勉強していると、「生まれてからの養育費」っちゅーコーナーが必ずある。
出典:https://life.mattoco.jp/post/2018091902.html
養育費シミュレーションを見るとその現実に、すぐに本を閉じたくなる。
つわりが終わってから読もう・・・(パタム)
妊娠は嬉しいけど、つわりがツライことは知っていてほしい
イカンイカン、つわり中のネガティブな感情が妊娠全体に波及してきた(汗
妊娠それ自体はすっごく嬉しいし、実際にわかった時は幸せな気分だった。検診で赤ちゃんの拍動が聞こえた時も涙が出た。
だから子供ができるのはすっっっごく嬉しい!!
でも、つわりは想像以上にツライ・・
本当、この感覚は味わったことのある人にしか分からない。私は「やる気が出ないのは習慣ができてないからだ」という、自己責任だよタイプだから、経験しないと気持ちがわかってあげられない。
でも実際につわりを経験し、「コリャァ、もう何をしてもあかんわ」という気持ちがよくわかった。
2年前にガンで亡くなった父は、最後の2ヶ月を病院で過ごした。2ヶ月間、喋ったり意識はあったけど何も食べられなかった。最初は頑張って食べてたけど、何をしても吐いてしまう、最後の1ヶ月は何も食べようとはしなかった。
そして私たちが「どこか痛いところはない?」と聞くと、「痛くはない・・でも、きつい・・」それだけだった。
きつい、という感覚がずっと続く経験をしたことがなかったから当時は本当に父の気持ちが分からなかった。
でも私はつわりを経験して、お父さんほどではないと思うけど、「とにかくしんどい」気持ちがわかった。何をしても苦しくて、しまいには泣いてしまう。ケガの痛みほどイタさはないけど、ツライのだ。
つわりを通して、そういう人たちの気持ちが少しわかったのもいい経験だったかもしれない。
「かもしれない」と過去形で書いているけど、まだ妊娠12週。完全には治っていない。でも前のように毎日吐かなくなった。
これから少しずつ、妊娠した喜びと、お腹が大きくなれば実感が湧いてくるのかも。
とりあえず一山乗り越えたとして、次のイベントを楽しみにしよう。
関連:私のつわり症状と食べられたもの