いろいろ

夜道に襲ってきたあなたへガツンと言ってやりたいこと

 

こんにちは、Kayoです。

ここ2週間、ちょっとブログの更新が途絶えていました。

ヨーロッパ旅行に行くために仕事をたくさんこなしていたのと、なんだかすごく”伝えたいこと”があって、その思いが熱すぎて、書き始めると収集つかなくなりそうで、書けなかったことがありました。

けっきょく2週間経っても収集はつかなかったので、今日は取り止めがないかもしれませんが、その思いを書きます。

 

 

夜道に襲ってきたあなたへガツンと言ってやりたいこと

 

 

大阪で夜道を歩いていたら襲われました

今月、ちょっと遠方で飲みがあり、夜に一人で帰宅していました。

 

いつもよりちょっと遅い時間、いつもよりちょっとおしゃれして、そして飲みの帰りとあっていつもよりちょっと浮かれ気味・・・・

 

そんな感じで国道をずーっと歩いていると、ふと後ろに気配を感じました。

 

とはいえここは大きな道、誰かしらいつも歩いています。

 

しかしその日は祝日、人も車もほとんどない。

 

いつもとちょっと違う雰囲気だな・・・と感じつつ、アパートへの細い道に曲がる。

 

そこからまたずーっと歩く。すると、ずっと後ろから歩いていた男の人が私を抜かして前に出た。そして、電話をする仕草をとって、立ち止まる。

 

細い一本道のど真ん中で男の人と私だけ・・・嫌な予感しかしない。でも。もう後戻りできない。私は立ち止まる男性をまた抜かす。

 

そしてまた歩く・・・一本道にポツンと立つ街灯が私を照らす。私の影が伸びる・・・後ろの男の影が映る、影が伸びる・・・男が迫ってくる・・・・

 

 

ズンズンズンズン

 

 

ズンズンズン

 

 

 

 

 

きたっ!!!

 

 

 

ガバっ!!!

 

 

私が立ち止まった瞬間、男が後ろから抱きついてきた!!

 

 

 

ギ、

 

 

ギャァァァァァアアアーーーー!!!!

 

 

ギェえええええええーーー!!!

 

 

 

ひとしきり叫ぶと男は走って逃げた!!そしてまた男は闇へと消えて行った・・・・・

 

 

 

襲ってきたあなたへ言ってやりたいこと

 

はい。一人暮らしを始めて8年、これまで夜中だろうが早朝だろうが、背後をつけられるくらいで本格的に襲われたことはなかった。しかし、いまこの歳になって、襲われた。

 

油断だ、これまで危険な目にあってなかったから、かんぺき油断した。というか・・・・

 

 

腹たつ~~~~~!!!

 

 

なんなんだよ!知らない女を襲って何が楽しいんだ!そこに愛がない人間の体を触ってあなたの心は温まるのか!?

 

 

女を襲って発散するくらいなら、別のことしろよ!なんて時間の無駄なんだよ!!ああ、腹たつ!!

 

 

 

って感じ。笑

 

 

 

 

いやぁ、もしかしたら私の後ろ姿が別れた元カノに似ていたとか、クスリやって乱心していただけとか、事情があるかもしれんけどな、そんなんやってて虚しいだけやで。

 

 

人生の楽しみ、見つけな。

 

 

って、今度会ったら私を襲ってきた男に言いたい。

 

 

無意識にやっている人を傷つけるということ

当然だが、人を無差別に襲ったりすることは犯罪だし、被害を受けた方は傷つく。

 

しかし、たとえ犯罪ではなくても私たちが日々人を傷つけることは無意識のうちにやっていたりする。

 

例えば「悪口」や「いじめ」。どこにでもありそうなことだが、「あいつ、キモい」といった言葉がサラリと口から出ている人は要注意だ。けっこうたくさんいる。

 

想像してみよう。もしもあなたの息子が女性たちから「キモオタ」とか「無能」と言われていたら、どうだろうか?会社の上司に意味もなくいじめられて、本気で自殺を考えていたりしたらものすごく腹が立たないか?

 

もしもあなたの娘が知らない男に無差別に襲われたら、どうだろうか?布団にくるまって一人で涙を流していると想像したら、ものすごく辛くないか?

 

「人にされて嫌なことは、自分はしない」って、小学校の時教えられてきたよね?嫌なことがあってむしゃくしゃしても、我慢する。これって、日本の素晴らしい教育だよね?

 

基本的に「やりたいことは、なんでもやっていい」んだよ。でも、ストレス発散とか仕返しとして人を傷つけるのとは全然違うからね。それやって、なんの成長になるの?ってか、それをしている時点で自分が恥ずかしくなるよね。

 

人を傷つけなくするには自分の倫理観に従う

全てはここだよ。周りから「ダメ」と言われても、自分の倫理に沿っていたら勇気を出してやるんだよ。そしてその逆もしかりなんだよ。周りの人がいじめをしていても、あなたの心がいじめたくなかったら、やらないんだよ。周りに合わせた時点で、あなたはあなたの心を粗末にしているんだよ。

 

ここまで、学校に行って、親に育てられて大人になるまで生きてこられたのに、今になって育ててくれた環境に仇で返すようなことして、どうするんだよ。

 

プライドを持って生きる”

 

って、そういうことだよ。自分の価値観に従うことだよ。そして自分の心を大切にすること。そしたら他人も傷つけなくなる。

 

それでも他人に傷つけられることがある。その時は自分を傷つけた相手に「ありがとう」って言うんだよ。人は傷ついたぶん、成長できるんだよ。

 

でも傷つけた相手を恨んだり、仕返しするとにいいことは一つもない。ずっと傷ついた時の気持ちを味わいながら生きていくことになるんだからね。だったら「めいっぱい傷ついたけど、そのおかげで今がある」と言える大人になる方が100倍カッコよくないか?

 

誰も恨まない、言い訳しない、後悔しない。

 

この選択をしていくった方が、これからうまくいくよ。

 

 

人を傷つけ、傷つけられ、そしてその過去を引きずるということ

と、言うことで、あなたも無駄に誰かを傷つけていないか、そして過去に傷つけられたことを根に持っていないか、そしてまた同じように傷つくことを過剰に恐れていないか、考えてみよう。   過去の傷を直視することはとても辛い。死ぬほど辛い。だからほとんどの人間はその傷の上に絆創膏を貼って見えなくしている。絆創膏が剥がれそうになるとその上にまた貼っていく。どんどん重ねていけど、その傷は奥深くで何年も眠っているんだ。   自分が小さかった頃に周りからされてとても嫌だったこと、トラウマになったこと、「あれさえなければ」って思うこと、それはとっても大きい傷だ。   辛いよね、苦しかったよね。涙が出ちゃうよね。   でも、でもね、その傷って誰でも経験したことあるんだよ。でもあるときに「こんな傷を理由に、できないことがこんなにあるなんて、人生もったいない」って気づいて、それを治した人だけが、自分が本当にやりたいこと、幸せを見つけられるんだよね。   私は本当にそう思う。   とはいえ「自分の傷を治す」って、どうしたらいいかわからないよね。だったら、「もう傷を治した人」のように振舞ってみよう。手始めに、「何が起きても言い訳しない」って言うのを初めてみるといい。   すごいよ、これ。人生変わるし、人生楽しくなるから。   ってことで、中国の手荷物検査で化粧品全部捨てられたけど最後に検査官に「Thank you」と言った自分を惚れ惚れしく思っているKayoでした。

 

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。