いろいろ

カードに不正請求!?見覚えがない利用はどう対処したらいいの?

お久しぶりです!Kayoです ようやく春めいてきましたね^^

さて、最近はブログの更新が止まっておりました。ここ3週間、色々と”困った”ことが起きていたので、備忘録としてその解決方法を書いていきま〜す。第一弾は、

 

カードに不正請求!?見覚えがない利用はどう対処したらいいの?

 

クレジットカードの不正請求がジャンジャン

 

「ピロリンっ♪」

 

それはある昼下がり、私のスマホにメールが届いた。

送り主は楽天カード。題名は「カード利用状況のお知らせ」で、今月のカードの使用状況を月半ばで速報してくれるシステムだ。

確認のためにメールを開くと「15万円」の文字が書かれていた。

 

「ん?月半ばで15万なんか多くね?」

 

特に海外に行ったわけでもないのに、明らかに高い気がする。私は恐る恐る明細を見た。すると、

 

 

「ん?なんだこれ?」

 

よく見ると、身に覚えのない取引が3件くらいある。カードの利用店舗が書かれているのだが、どれも横文字だ。確認のためその店舗を調べるも、一つは「イギリスの送金会社」で、もう一つはフランスの「ピザレストラン」だ。

 

 

 

おかしい・・・

 

海外の送金会社と取引した覚えはないし、額にして3万円なら覚えているはずだ。フランスのピザ屋も、絶対行っていない

 

カード会社に連絡する

おかしいと思ってすぐにカード会社に連絡した。カード会社は「調べます」と言って、いまいちどカードが決済された店名を教えてくれた。するとやはり私が調べたのと同じ、イギリスの送金会社とフランスのレストランだった。

 

 

これが不正請求か!

 

私はすぐにカード会社にこの請求を取り消してくれるようお願いした。しかしカード決済された店はセキュリティが強いらしく、一度カード不正利用の被害者本人からお店へ連絡しないと、カード会社は何も手を打つことができないらしい。連絡と言っても、電話やメールをして”繋がらなかった”でもOKということ。

 

もし請求が確定した場合は、一度私が支払いをしてから数ヶ月後にバックチャージされるということ。一時的とはいえ、ウン万に上る額の支払いは、痛い。これはさっさと解決せねば!と力が入る。

 

イギリスとフランスのお店に直接連絡する

「早く解決してほしい」この一心で私はイギリスとフランスの会社にメールした。内容はこの通りだ。海外でカード不正利用にあった時は参考にしてほしい。

不正利用されたお店へのメール

題名:Request of the amount of money(請求額についての問い合わせ)

 

To whom this mail may concern: (関係者各位)

I received a bill from 〇〇 but I haven’t purchased anything in your shop. Why???(〇〇というお店から請求がきましたが、私は何も買っていません。一体どういうことでしょう?)

I attached a screen shot of the wrong card data.(カード会社の請求画像を添付しています)
The card holder’s name is KAYO xx(me).(カード所有者名はKAYO xxです)

I would like you to investigate for the above.(このことについて調査していただきたいです)
If you need my card information I will tell it in next mail.(もっとカード情報が必要なら、他のメールでおしらせします。)

I do hope you will proceed very quickly.(早い解決を祈ります)
I’ m waiting for a quick reply.(私も早い返信に努めます)

Thanks,
Kayo

メール終わり

 

こんなメールを2店に送りました。するとどちらのお店からも返信が帰ってきました。

 

イギリスのお店の回答「カード情報を教えてほしい。キャンセル処理する」

イギリスの送金会社からは「カード番号の上2桁と下4桁を教えてほしい。キャンセル処理するから。そして君のカードが僕たちのサイトで使えないように処理する」と言って、キャンセル処理をしてもらいました。

 

フランスのお店の回答「探りましたが、カード決済会社に連絡してほしい」

フランスのお店からは「確かにその額で請求があるし、カードを使って決済している人の名前もわかっている。〇〇という男だけど、彼はしょっちゅうアカウントを変えては誰かのカードを使って決済してくる。僕たちもほとほと困っている。でも僕たちは決済会社じゃないからキャンセルができない。だから決済会社に連絡してほしい」と回答が。

カード利用者は突き詰められたものの、お店ではキャンセル処理ができないということだ。

 

 

この時点で1週間以上。不正請求はドンドンくる。

このメールのやりとりが落ち着くまですでに1週間以上かかった。その間もピザ屋さんからの請求はドンドン増えていきます。私も早くカードを再発行すればいいものを、ただ「再発行手続きめんどくさい。ほとぼり冷めるまで待とう」とのんびり構えていたので請求額は膨らむばかりでした。

 

カード緊急センターから連絡が来る

そんな時、朝メールを見ると「至急お電話ください」という楽天からのメールが。そこに書かれてある電話番号はフリーダイヤルでない番号だ。しかも24時間受付だ。いつもと様子が違うと思い、電話すると、

 

「プルルルルル・・・・ガチャっ!」

 

 

はやっ!!

 

これまで楽天カードの問い合わせデスクに何度電話するも、かなり待たされ、本人認証を毎回行い、1回の電話30分を6回くらいやってきたのに、今日の電話はすぐに繋がった!本当に緊急なんだな!と思っていると、

 

 

緊急センター「Kayoさん、3日前の夜、ルーマニアのお店で買い物しました?」

Kayo「へ?ルーマニア?  していません」

 

 

緊急センター「・・・その次の夜、アメリカのネットショップで買い物しました?」

Kayo「・・・していません」

 

 

 

緊急センター「・・・今朝もルーマニアでお買い物・・・

 

 

していませーーーーーん

 

ということで、カードは強制的に再発行となりました。

 

その後・・・

イギリスから始まったカードの不正利用がフランス、ルーマニア、果てにはアメリカへと世界旅行していた。一体いくらの額になるんだ・・・と正直ビクビクしていた。緊急センターと電話をした4日後、カード明細を見ると・・・

 

 

あれっ?消えてる・・・・

 

 

先日まで大量にあった不正利用の履歴は全部消え、カード請求額もいつもの額に戻っていました。

 

 

よかった〜〜

 

どうやらお店がキャンセル処理をしてくれたのか、楽天カードが補償してくれたのか、詳細は定かではありませんが、それ以降新しいhカードでは不正利用されることもなく、無事にいつものカード請求額に落ち着いていました。

 

 

今回のカードトラブルで学んだこと

以下、今回の問題で学んだ「クレジットカードを不正利用された時のポイント」をお伝えします。

 

①毎月カードの明細を見る

今回はたまたま「不正請求額が多額」だったために、問題に気づきましたが、この額が小さかったらどうでしょう?しれっと自分のカードが気づかぬ間に決済されているかもしれません。

 

 

毎月カードの明細を見る

面倒臭がらずに目を通しましょうね。

 

②カード会社に連絡してカードを再発行してもらう

不正請求に気づいたら、利用中のカード会社にすぐ連絡を入れましょう。だいじょうぶ、ちゃんと解決してくれますから、落ち着いて今の状況を説明しましょう。そしてすぐに再発行してもらいましょう。

確かにカードの再発行は、これまで自動引き落としにしていた支払いを全て変更する必要があり、面倒ですが、一度カード情報を盗まれると、盗んだ人は日を分けてカードを継続的に使っていきます。ずっと再発行しないままでいると盗んだ人は被害者が気づいていないと思い、その利用がエスカレートしていきます。

さらなる被害を止めるためにも不正利用に気づいたらすぐにカード再発行してもらいましょう。

 

③焦らない

自分が知らないところでどんどんお金が使われると、内心穏やかでなくなるのが普通でしょう。しかし焦ってはいけません。大丈夫、いずれ解決されるのだから、手順に従って一つ一つ問題を解決していきましょう。

 

④カード情報をメールに書かない

そもそも今回のトラブルが発生した原因は、定かではありませんが「思い当たるフシ」が一つあります。昨年海外に行った際にクレジットカードを家に忘れました。でもホテルの支払いをまだしていなかったのです、それに現金も少ない・・・どうすれば?この時私が焦ったあまりにとった行動が、

 

 

オンライン支払い

です。よく宿泊サイトで「事前のカード決済」ってありますよね、ホテルを予約して、カード情報を記入して、予約&支払い完了!あとは現地へ行くのみ!みたいな。

通常、宿泊サイトのカード決済って、きちんとセキュリティがかかっているので問題ないです。

 

 

が、

 

 

私はこの時「カードを忘れて、ホテルに泊まれないかもしれない不安」から、なんと、GMAILから直接ホテルに連絡し、そのメールにカード情報を記載して、オンラインでカード決済をお願いしました。

 

 

メールに裸でカード番号を書いた

 

 

のです。これはアウトですよね。メールなんてセキュリティが弱いのだから、絶対にカード情報を書いて送ってはいけません。

 

イタイ経験のお話でした

 

と、いうわけで不安と焦りに怯えた(笑)カード不正請求。でも不正請求は後で必ず解決できると信じて、焦らずに着々と処理を進めていきたいですね。今回はたいへん勉強になりました。この話が誰かのお役に立てるならば幸いです。

ABOUT ME
bonkayo
SE、ソムリエ、旅人、フリーライターを経て、フルリモートで会社員中。2歳娘と夫と3人暮らし。