【個人事業の始め方】開業・申請・会計・経営を8ステップでまとめ

      2017/04/25

【個人事業の始め方】このコーナーは、Kayoがこれからりっぱな事業主として、戦略的経営を勉強するコーナーです。基本的には自分が独学で学んだことをノートとしてまとめていきます。この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。

 

こんにちは!来年の確定申告で青色申告すべく、3月15日ギリギリで「開業届」を出したKayoです。→開業届って?:【堅いお話】 自由人になったら、避けて通れない税金と手続きの話。早めにやっておくべきこと。

 

実は現段階、「開業届を出したはいいものの、事業プランなんぞ決まっていないぞ!?」状態です。ということで私の学習も兼ねて、「個人事業のやり方・いろは」についてお伝えします。

 

巷には色々な情報があるけど、大事なのは経営の核心を理解し、自分のビジネスに応用することです。だからシンプルにまとめていきますね。

 

 

【一緒に勉強】個人事業の始め方~開業とは・各種申請・会計方法・経営プラン~

 

1.そもそも個人事業とは

法人とのちがいとは

定義の違い

個人事業とは、一人で責任を負う事業のこと。法人とは、主が居なくなっても廃業にならない組織のこと。

 

法的な違い

個人事業は法人と違って、開業も廃業も手続きがカンタン。(私も20分で開業届出した。)いっぽう法人は起業する場合、手続き費用と期間が大きい。事業展開や廃業の際も、法人は多くの手続きが必要になるが個人事業は手軽に行える

 

じゃ、法人のメリットは何?

一つは社会的信用度が高いこと。起業の際のメンドクサイ手続きや出費を乗り越えた法人は、それだけ「本気で事業をする覚悟がある」とみなされる。だから銀行からの融資や土地の借入がカンタン。もう一つは、利益が多い場合は個人事業より税金が少ないということ。

 

個人事業と法人の違いまとめ

結論から言うと、まだ事業が軌道に乗っていない段階では個人事業がいい。一度法人化すると、やめるにやめられなくなる可能性がある。

 

 

2.個人事業の主な種類

レストランのイラスト

飲食店など

初期費用を500~1,000万ほど投資して、レストランやバーなどを営むケース。マッサージ屋や雑貨屋であれば、初期投資は少なくて済む。もちろん、家賃と規模によるが。

 

フランチャイズ

セブンイレブンとか、既存のチェーン店の1店のオーナーとなること。仕入れ先やノウハウはすでに用意されているため、初心者でもはじめやすい。その分売り上げのいくらかを本部に納める。難点は、オーナーの好きなように経営できないところ。

 

ネット販売

楽天市場とか、minneとか、自分のサイトなど、ネット上で商品を売る。店舗を構えなくていいため、初期費用が少ない。いっぽうで顔の見えない世界・競合他社が多いため、常連客はつきにくい。

 

フリーランス

プログラマーや、私のようなライターのこと。初期費用は少ないが、情報商材であるためセンスが必要となる。仕事をしすぎると、知能ワークのせいか頭から湯気が出そうになる(コレ、私の日常や!)

 

移動販売

移動販売車で、たこ焼きとかコーヒーとか、ホットドッグとか売るケース。初期投資は移動販売用の車代。因みにフリーランスの売上が低い月は移動販売でもやろうかと思ってんだがw しかし真面目な話、個人事業であれば、フリーランスもやりつつ移動たこ焼き屋も・・・といった事業展開が手軽にできる

 

KAYO
ちなみに今回は「フリーランス」の個人事業の始め方について話していくっぺさ!

 

 

3.個人事業(フリーランス)にかかる費用

開業費用

  • パソコン 15万円
  • 名刺、サーバー代 5万円
  • その他 5万円

運転資金

  • 光熱費・通信費 2万円
  • 旅費・交通費 10万円
  • その他 3万円

税金

  • 所得税と住民税 駆け出しライターは月間3万円くらいかな

ライターのランニングコストは、低いですねぇ。次はフリーランスになる準備だ!手続きを紹介していくよ!

 

 

4.サラリーマンからフリーランスへの手続き

退職後の手続き

サラリーマンをやめると、社会保険(社保)から国民健康保険(国保)へ、厚生年金から国民年金へ移行しなければならない。退職したらすぐ住民票のある役所へ行き、「退職したから国保への切り替えを・・・」と言えば、自動的に国民年金への移行も行ってくれる。

 

切り替わったことで変わること

はっきり言って、お金の面ではテンション下がる。実はサラーマンに比べてフリーの人は支払額が増える&受取額が減るんだ。

 

①社会保険(社保)から国民健康保険(国保)へ

まず、健康保険は、医療機関での支払い時に「保険証を・・」といわれるアレ。たとえ社保から国保に切り替わったとしても、医療機関での支払額は変わらないが支払額は増える。私の場合は毎月37,800円になった(市区町村によって税率は変わる)。そして健康保険の加入は必須だ。

 

②厚生年金から国民年金へ

今度は年金。サラリーマンをやめると、厚生年金から国民年金へ切り替える。国民年金の毎月の納付額はそう変わらない(私は16,600円くらいかな)が、いざ年金をもらうときは、その受給額が5万くらいと格段に少なくなる。将来受け取る年金をサラリーマン並みに増やしたい人は国民年金基金を申し込めば〇。

 

③場合によっては国民年金基金も

フリーになったばかりでオサイフが厳しい場合、年金は健康保険と違って納付を停止することができるが、落とし穴に注意。一生のうちで年金の納付期間が25年以上でないと、おじいちゃんおばあちゃんになったときに年金を一切うけとれなくなる。だから私は今のところ払いつづける。

 

 

【Kayoの意見】・・・・・因みに国民年金基金に関しては、私は「若いうちは自己投資に回した方がいい」と考えるから、個人的にはいらないと思う。。。

 

 

 5.開業のための提出書類

いよいよ開業だ!実は手続きはカンタン!

 

 税務署に提出するもの

  • 開業届
  • 青色申告承認申請書

そもそも「開業するメリット」は、「青色申告を申請することで節税できる」ことである。だから青色申告承認申請書も開業届とセットで出そう。関連:【堅いお話】 自由人になったら、早めにやっておくべき手続き←提出方法は、「寝ログ」さんの、開業届の出し方と、青色申告申請承認書の出し方を参考してくれぴょん。

 

 役所・役場に提出するもの

  • 事業開始等申告書

 

 

 6.事業に必要なアイテムをそろえる

個人で開業するときに必要なものを紹介していくよ!

 事業用の印鑑と預金通帳

預金通帳のイラスト

大きな取引をする事業では、事業用の認印に加えて実印&印鑑証明の登録も必要。その認印で新しい預金通帳を作ろう。

銀行口座は、全国的な取引が多ければメガバンク。地域に根付いた事業であれば、これまで利用していた地方銀行がいい。地銀の方が信用を形成しやすく、もしものときの借入もしやすいのだ。

 

 事業用のクレジットカード

銀色のクレジットカードのイラスト

できればサラーマンを退職するまでに作っておきたい。複数のクレジットカードを持っている場合は、そのうちの一つの引き落とし口座を事業用の預金口座に変更して使えばOK。

 名刺

日本で仕事をするなら、用意しておいた方が良い。印刷大手のKinKo’sや外注サイトのLancersにお願いしてもいいし、自分で作ることもできる。参考:おしゃれな名刺は自作に限る!

 

 

 

さぁ、準備は整った!次は「事業をやっていく上で必要なモノや手続き」についてだ!

7.仕事に必要な取引書類を知っておこう

堅いお話はまだまだつづきます。これから取引先との決め事は全て書面で行います。これまで会社提出の書類にパンパンハンコを打っていたアナタ!これからは「理不尽な契約」が目の前にやってくる可能性があります!

一度ハンコを打ったら、後で「非常識だろ!」という内容に気付いてもコチラの負けです。書類はしっかり目を通しましょうね!以下は、自分が発行する書類です。

 

見積書

見積書とは、仕事の依頼があったときに「何を、いくらで販売するか」を記した書類。参考:見積書の書き方

納品書

納品書とは、依頼された商品を納品する際に「商品の内容と金額の内訳」を記した書類。参考:納品書の書き方-MakeLeaps

請求書

請求書とは、納品した商品の代金の支払いを依頼する書類。参考:請求書の書き方-クラウド請求書

領収書

領収書とは、代金を支払った事を証明する書類。5万円以上になる場合、印紙税(200円~1,000円がかかる) 参考:領収書の書き方-inQUP

 

どれもこういった取引書類は、2部作成し、控えは7年間保管するようにしましょう。さて次は大事な経理の話だ!

 

 

 

8.経理

さあ来たぞ!個人事業主が毎日行う必要のある、お金の管理だ!まずは経理の必要性から。

 

(1)そもそも経理って?

日次、月次、年次でつける「家計簿の事業版」こと。当然だが家計簿より厳密に、詳細に処理する必要がある。

 

(2)経理の必要性は?

一言で言えば、納税のためだ。国民の義務として誰にでも納税の義務がある。その納税額は所得(=収入)によって変わるため、毎年国に自分の所得を申告して、自分の納税額を提示してもらわなくてはいけない。

 

サラリーマンのときは会社の経理部が自分の所得を計算・国に申告してくれていたから意識しなくてよかったが、個人事業主となると自分で行う必要がある。正確な経理をしなかった場合、ビジネスでお世話になる各機関から、信用を失って事業がやりにくくなったり、罰金を受けることがあるから、ちゃんとやろうね!!!

 

これに関しては手抜きはタブー!!!

 

 

(3)経理の方法は?

日々の処理として、日々の収入と支出を書きとめる「簿記」がある。まずはザックリと把握すれば、「簿記」にかかる労力がイメージできるだろう。参考:フリーランスになったら覚えるべき帳簿のつけ方|基本的な流れまとめ

 

そして詳しい書き方は、改めて本を読んで理解してから作成を始めることを強くオススメする。というのも、間違った方法で簿記を始めていくと、月末や年末に「全てやり直し」で100時間くらいロスするからだ。マジで事務処理に時間がかかるという現実をなめちゃアカン!

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簿記の基本を知った上で、さらにオススメするのが、会計ソフトのfreee(フリー)だ。これは簿記のメンドクサさ・アナログ感をかなり払拭できる。いちおう簿記2級を持っている私だが、やはりfreee(フリー)を使えば会計にかかる労力がかなり軽減できると判断し3日前に登録した。スマホで撮った領収書も取り込めるから、外出が多い人には便利なソフトだ。

 

 

フリーランスはどこまで経費で落とせるか?こぼれ話。

自宅で記事を書く私が気になるのが、「ぐへへ、自宅の光熱費などを経費にできないか?」というゲスなギモン。ザックリ調べた結果だが、こうなった。

  • 【家賃】事業用の書斎が家全体に占めるスペースの割合分経費にできる。→例えば家賃10万円、書斎が家の1/5のスペースだったら、2万円を経費にできる。
  • 【通信費】個人用と折半が一般的。→スマホは毎月定額のため、月額12,000円の通信料の半分6,000円が経費で落とせる。
  • 【電気代】 経費で落とせるが、ガスや水道代は事業と直接関わらないため、落とせない。

・・・・という雑学をゲットした。「どこまで経費で落とせるか」というのは場合によるから、微妙なラインの費用を経費で落としたい方は、やっぱり一度本で勉強しましょう。間違えて記帳すると、本当にやり直しが大変だからな!!

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「生涯、勉強」コレ本当ですな・・・

 

(4)春には決算と確定申告があるから、忘れないでね

日々の取引を1年間でまとめる「決算」と、春に納税額を申告する「確定申告」があることも忘れないでおこう。やり方はまたその時にお伝えするね。

 

 

 

 

 


 

おおおおおおおおおおお疲れ様です!!!

 

個人事業一番の難所、経理について勉強すると「うわっ、メンドクサっ。なんか、経理している間に事業運営とか考えたいんだけど!!」と思うでしょう。はっきり言うと、経理に向かない人は誰かにやってもらう方がいいです。ただ開業した直後はお金の周り方を事業主として知るために、自分で会計しましょう!

 

最初だけちょっと、がんばってみて!

 

 

まとめ

 

ここまでよく読みましたね、がんばりました。今日書いた内容=個人事業を考え始めてから経理を始めるまでの目安の期間は3カ月くらいです。何にでも言えることですが、焦って物事を進める必要はないし、かといってずーーっと考えるだけで動かないと何も始まりません

 

出典:ドラゴンクエスト4より

 

これから目の前にやってくるチャンスを、”リスクをとって掴む”か”今回は回避する”か。それはこれまでの人生であなたが培ってたものが判断します。私が言えることは「小さな一歩なら、踏み出そう」ということ。正直、一歩目が大きいのは推奨しません。

 

例えば普段パソコンをあまり使わない人が「集客のための事業サイトを作ろう!」と思っていきなり30万円払って外注するのでなく、まずは無料のブログを開設してみる。すると「どうしてもサイトって好きになれない」とか、「文章書いて画像をアップするの、楽しい!」という自分の好み・強みが分かってくる。

その上で「WEBは合わないから、チラシを配って集客する」とか、「月額2,000円で自分のサイトを持ってみよう」と、さらに一歩進んでいく。

 

こうやって一個一個ステップを踏めば、着実に前に進めるし、大きな一歩に比べて撤退するコストも少ない。上記の例で「いきなり30万円の立派なサイト」を作ってしまうと、「せっかく作ったんだからどうにかして運営を継続しないと!!」と思い、「そのためにはサイト管理者を雇って・・・給料払うためには単価の高い仕事をとにかく受注して・・・あれ?コレってオレが本当にしたいことだっけ?」と、どんどん迷走していきます。

 

そんな状況だと、個人事業を開業した意味がありませんよね。

 

 

だから、「慎重かつ大胆に」というのが大事。

私はコレほんまに重要やと思う!今日は長々と「個人事業を始める時に知っておくべきこと」に付き合って頂きありがとうございます。私も、事業の核は「直感」で、お金周りは「現実的」に考えますよ!では!

 

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bonkayo

とにかく自由が好きな20代♀。現在は旅しながらフリーランスで生きている。執筆ジャンルは海外、独立、メンタル、グルメ。

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